「クラウドワークスにはどんな案件があるのか」「ほかのサービスと比べて働きやすいのか」など導入前に気になっている方も少なくありません。
クラウドワークスは豊富な案件が掲載されており、自分にあった案件を受注できるクラウドソーシングです。
また仮払いシステムによって、クライアントが支払いや返信に応じないなどの問題が発生しても、報酬を受け取れるなどワーカーが安心して働けるシステムが整っています。
一方で、報酬金額から引かれるシステム手数料が他のクラウドソーシングサービスと比べて高いため注意が必要です。
このページでは「クラウドワークス」の特徴や利用前に知っておきたい注意点を解説します。
すべて読むことで「そもそもクラウドワークスを利用すべきか」など失敗しないためのポイントがわかります。
クラウドワークスとは?
「クラウドワークス」は株式会社クラウドワークスが運営するクラウドソーシングです。
ワーカーは400万人を超え、サービスを利用する企業も67万社と多くのユーザーが登録しており、さまざまなジャンルの案件が掲載されています。
クラウドワークスでは、初心者でも受注できる「未経験歓迎」の募集もあり、仕事を受注しながらスキルや知識を獲得できます。
クラウドワークスの案件の種類
クラウドワークスで受注可能な案件の種類は主に以下のとおりです。
- システム開発
- アプリ・スマートフォン開発
- ホームページ制作
- Webデザイン
- ネットショップ構築
- デザイン
- ライティング
- 翻訳
- 写真・画像
- 動画編集
上記クラウドワークスで受注可能な案件を一部紹介しましたが、この他にも多数の案件があり、その数200種類以上ものジャンルがあります。
ライティング1つをとってもインタビュー記事からブログ記事など自分にあった案件を見つけられるでしょう。
クラウドワークスの案件の形態
クラウドワークスの案件の形態は大きく分けて3つの形態があります。
タスク | 【クラウドワークス内のシステムを使い、成果物を納品する形態】 主に商品、サービスに関するアンケートや口コミといった仕事が多く、気軽に仕事を受注できます。 |
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プロジェクト | 【募集要項を見てワーカーが応募、双方が条件などに同意して初めて仕事を始められる形態】 タスク形態と異なり、毎月のように継続して仕事を受注できるのが特徴です。 |
コンペ | 【ロゴ、パッケージデザインやキャッチコピーなどの作成依頼に対して成果物を提案する形態】 採用された場合に他の形態以上に大きな報酬を得られますが、採用されなければ報酬を得られないというリスクもあります。 |
報酬の支払いのタイミングは固定報酬制案件の場合には、成果物を納品したタイミングで報酬がしはらわれますが、時間単価制案件の場合には報酬額が確定したタイミングで支払いが行われます。
クラウドワークスの4つの特徴
1. 初心者からプロまで案件を受注できる
クラウドワークスでは初心者からプロまで幅広いワーカーが受注できる案件が多数用意されています。
アンケートやデータ入力といった初心者が受けやすいタスク案件だけでなく、ライティング業務やWebデザインなどのスキルが必要な案件であっても初心者や未経験でも応募できる案件があります。
このような案件ではまったくの初心者からスキルや知識を学びながら報酬を得ることができるため、フリーランスとして活躍するための場としても利用するワーカーもいるのです。
もちろんプロのワーカー向けの案件も多数あり、10万円から100万円などの高額報酬を得られるようなコンペやプロジェクト案件もあり、幅広いワーカーが活躍しているのがわかります。
2. 豊富な案件数とジャンル
クラウドワークスは他のクラドソーシングサービスと比べて掲載されている案件が豊富な点が魅力といえます。
2021年6月時点ではライティング案件では、クラウドワークスが約5万件に対してランサーズでは500件とかなり大きな差があるのがわかります。
案件数が豊富にあるということはそれだけ受注できる仕事の選択肢が広がるということですから、自分が受注したい案件を見つけやすくなるでしょう。
3. クイック出金で報酬の受け取りも素早く
クラウドワークスはクイック出金を使えばスピーディーに報酬を受け取ることができます。
クイック出金とは振込日が決まっていない報酬を3営業日以内に受け取れる出金方法です。
クイック出金を出金方法として選択できることで、報酬を早めに受け取りたいという場合にも柔軟に対応できるようになります。
出金方法を選択できるクラウドソーシングサービスは数少ないため、クイック出金など出金方法を選択できるのはクラウドワークスの強みと言えるでしょう。
4. 仮払いシステムを使って報酬支払いを保証
クラウドワークスの仮払いシステムを使えば報酬の支払いが保証されます。
仮払いとは、契約の締結後にクラウドワークスがワーカーに支払う報酬を事前に預かり、成果物が無事検収されたタイミングで報酬が支払われるという仕組みです。
仮払いシステムによって、「クライアントとの連絡がつかない」「検収処理が行われない」といった問題が発生した際も、クラウドワークスが仲介することで、クライアントによる報酬の未払いを防ぐことができます。
クラウドワークスの利用前に知っておきたい3つの注意点
1. システム手数料が割高
クラウドワークスではシステム手数料が他のクラウドソーシングサービスに比べて高く設定されています。
獲得する報酬金額によっても異なりますが、報酬額の5%から20%がシステム手数料となり、実際に受け取ることができる報酬額は報酬額の8割程ということになるのです。
案件を受注する際には手数料を差し引かれた金額も考慮して案件を受注するとよいでしょう。
2. 低単価案件が多い
クラウドワークスは報酬が低かったり、条件のあまりよくない案件も多いため注意が必要です。
初心者からでも仕事を受注できる反面、時給換算すると割に合わないような案件も豊富にあります。
報酬が良い高単価な案件を受注するには、低単価な案件であっても経験し実績を積む必要もあるでしょう。
実績を積むことでクラウドワークスの内の評価を見たクライアントから直接仕事の依頼をもらえることもあります。
3. 人気案件は競争率が高い
クラウドワークスは、ユーザー数も非常に多いため競争率が高くなかなか仕事を受注できない可能性あります。
人気の高い案件であれば、何百人1つの案件に応募するということもあるほどです。
思うように仕事を受注できない時は、ライターであれば文字単価を少し下げてみたりと条件を変更し案件を探すといいかもしれません。
クラウドワークスの利用料金・手数料
クラウドワークスの手数料について紹介します。
システム手数料 | 5%(報酬額20万円以上) 10%(報酬額10万円以上20万円以下) 20%(報酬額10万円以下) |
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会員登録料・年会費 | 0円 |
交換手数料 | 楽天銀行:100円 その他の銀行:500円 |
最低交換ライン | 1000円 |
報酬額が大きくなるほどシステム手数料が下がっていきますが、他のクラウドソーシングサービスでは一律10%や5%といったサービスもあるため、手数料は決して安いとは言えないでしょう。
クラウドワークスの評判・口コミ
良い評判・口コミ
とりあえずクラウドワークス使ってみて
クラウドソーシングで仕事を受注するメリット
①実績ができる
②独学で学んでいないことが学べる
③ライターとして求められているスキルがわかる
④独立した時のイメージが湧く
⑤自分のブログにも力が入る要はブログをもっと書けるようになるってこと
とりあえずクラウドワークス使ってみて— ツボツボ@ナマケモノ投資専門家 (@tsubo__tsubo__) June 24, 2021
案件多いし使いやすい
ここ何年かランサーズ一筋だったけど
登録したまま放置していたクラウドワークスをやり始めたら案件多いし使いやすい。
まず案件の量が全然違う・・・— miho (@11miho20) June 24, 2021
悪い評判・口コミ
手数料が痛い
らランサーズもクラウドワークスも、手数料痛い(´Д`)
— 杠葉 狼 (@yuzuriha_rou) June 22, 2021
クラウドワークスに取られる手数料高い
webライターの最初の案件納品した!
なるほど、これは文章を書く勉強になるわ。
しかし興味のない事柄について調べて書く…やっぱり面白くはない🤣
そしてクラウドワークスに取られる手数料高い😇
— まんまる@迷走は趣味 (@manmaru_gogo) June 22, 2021
まとめ
クラウドワークスは案件が多数掲載されており、初心者からプロまで幅広いワーカーが活躍できるクラウドソーシングサービスです。
顔の見えない相手との契約であっても仮払いシステムなどクラウドワークスが仲介することで報酬を確実に受け取れる仕組みが整っています。
一方、登録しているユーザーも多数いるため、人気案件は競争率が高く思うように受注できないというケースもあるため注意が必要です。