ecbeingを導入しようと思っても、どんな特徴があるのか、費用はどれくらいかなのか分からず導入に踏み出せずにいる人も少なくありません。
ecbeingは、集客と顧客の獲得に定評がありますが、導入コストが割高なため個人や小規模ECサイトの場合はおすすめできません。
このページでは、ecbeingの特徴や利用前に知っておきたい注意点などを解説します。
一読することで「そもそもecbeingを利用すべきか」などecbeingで失敗しないためのポイントがわかります。
ecbeing(イーシービーイング)とは?
ecbeingを提供している「株式会社 ecbeing」は、ECサイト構築ソリューション市場で12年間連続1位を獲得している日本で一番信頼と実績がある会社です。
中堅企業から大正製薬やSAPPOROなどの大手まで、1300社以上のサイト構築ならびに運営を行ってきた実績があります。
その豊富な成功事例を活かして顧客の要望に合わせたECサイトを構築できることが他社には無い大きな強みです。
また、ECサイトを構築した後のマーケティング支援も精力的に行っており、セキュリティの高さやトラブルが少ないことなどが顧客満足度の高さに繋がっています。
ecbeingの5つの特徴
1. 定評のあるECサイトの構築したマーケティング支援
1300社以上のECサイト構築実績を持つecbeingでは、食品や家具、アパレルなどの業種や業態に合った機能を取り入れることが可能です。
パッケージはBtoCやBtoBだけでなく、消費者向けや法人向け、オンライン商談用、ショッピングモール構築など多岐に渡ります。
顧客の需要と供給に合わせてECサイトの機能を拡張することができ、柔軟にカスタマイズできることが強みです。
また、400人以上のシステム開発部隊と200人以上のマーケティング部隊がいるため、トラブルも少なく安定したECサイトを構築することができます。
2. 充実のマーケティング支援
1300社以上の成功したノウハウだけを商品に取り入れることができ、他社の成功事例を活かして横展開できるところが強みです。
また、顧客の業界に合わせた市場調査や業界分析、事業コンサルティング、広告分析などにも力を入れており、顧客の課題や要望に沿ったECサイトを構築することが可能です。
顧客に合ったwebプロモーションを軌道に乗せるだけでなく、導入後のマーケティング支援が充実していることでも高い評価を得ています。
ECサイト構築だけでなく、長期的にECサイトの成長をサポートしてもらえるため、高い集客力と顧客獲得の実現も期待できます。
3. 万全のセキュリティ対策
顧客情報や売り上げデータなどの情報は、ecbeing内のデータセンターで安全に管理・運用され、定期的にセキュリティ診断や不正アクセスが無いか監視が行われます。
データセンター接続専用のセキュリティルームの設置や24時間365日の常駐サポート、全操作が記録・管理される監査記録システムの導入、更にはセキュリティ会社による監視、防御システムなどのセキュリティ対策も万全です。
また、情報セキュリティの認証基準ISMSの認証登録番号を取得し、高水準なセキュリティ対策であることが証明されています。
常に万全のセキュリティ対策を行い、顧客が安全な環境でサイト運営ができるように配慮されています。
4. オムニチャネルの導入事例が豊富
ecbeingでは、オムニチャネルの導入事例も豊富にあり、ポイント連携や会社連携、POS連携によりリアル店舗と実店舗の連携がスムーズにできるようになっています。
また、未購入ユーザーの商品ページ観覧分析などの機能により今まで認識できなかった客層が数値で可視化されることで効果的に集客をすることができるようになります。
そのため、アパレルなどの幅広い企業からも客層を可視化できることで、顧客獲得のアプローチをしやすいと高評価を得ています。
成功事例の中にはABCマートや赤ちゃん本舗などもあり、他にも数多くの成功事例があることがecbeingのオムニチャネルの強みです。
成功事例からの裏付けが豊富なことが他社には無い特徴です。
5. スマートフォン、アプリ、ソーシャルへの対応
パソコン向けに商品登録をするだけで、スマホやタブレット端末なども自動で商品登録がされます。
同じ内容を異なるデバイスでも利用可能になるため、膨大な商品データの管理も簡単に行うことができます。
さらに、ECサイトをアプリ化することで利用者にオンラインやオフライン関係無く簡単にサイトに訪問してもらうことも可能です。
他にも、新着商品が入った時やお気に入り商品の情報などをポップアップやバッジ表示で知らせる「プッシュ通知機能」も取り入れることができます。
ecbeingの利用前に知っておきたい注意点
費用が割高
ecbeingは、高いパフォーマンスを発揮してECサイトを構築することができますが、その費用が中小企業にとっては負担になる可能性があります。
ecbeingは、ECサイト立ち上げ後のサポートも充実している分費用が高いため、億単位の売り上げが無いと満足に利用できません。
ですが、2020年に多くの導入実績が経済産業省に評価され「IT導入補助金2020」の登録ツールとして選ばれました。
補助対象となる企業は、費用の3/4の補助金を受け取ることができるため、自社が対象かどうか調べてみることをおすすめします。
ecbeingの料金プラン
ecbeingでは、詳しい料金は公開されていないため、公式ホームページから見積り依頼を送る必要があります。
初期費用 | 300万〜 |
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月額費用 | 10万〜 |
追加費用 | 10万〜 |
パッケージ型のECサイト構築サ―ビスの相場は、初期費用がおよそ数百万円、月額費用でおよそ10万円の価格帯が多い傾向があります。
追加でカスタマイズする場合は更に数十万円程の費用がかかると予想されます。
ecbeingの評判・口コミ
ecbeingさんにECサイトの構築をお願いしたのだけど、
プロジェクト計画書とか進め方がとんでもなくしっかりしてる。こんなにしっかりやったことない。絶対これ自分にはできない。
ナショクラとお仕事している人たちの普通は凄い。
toBのメジャーってこういうことか。と毎回くらってる。— イトキン (@i10kin) December 9, 2019
国内で自社ECを構築する際のパッケージソフトの選択肢が少ない気がしています。二桁億円以上の売上を支えられて、ある程度の安定感を考えるとecbeingが残るケースがほとんどではないかと。BASEあたりも上場してますが狙っているターゲットが小規模EC寄りなイメージなので、しばらくは続きそう。
— テラリノ / 雇われ社長 (@terarinox) December 23, 2019
ecbeingみたらきれいに、タイムライン広告がジャックされてる。しかも動画。これは確かに売れるわ。
決算は売上108億。受託ベースでここまで積めるかー。 pic.twitter.com/4jMgMbOPRs
— tomoyuki@スプシから全自動でアプリ作成 (@sarukun99) September 7, 2020
ecbeingの導入事例
1. ロッテ
ロッテは「お口の恋人」のキャッチフレーズが有名な、年代を問わずに愛されるお菓子の総合メーカーです。
ecbeingに決めた理由は、導入実績と担当者の熱意が伝わってきたからだそうです。
様々な業種に豊富な導入実績と通り一遍ではない提案と価格に魅力を感じ、ビジネスパートナーとして選ぶことにしたそうです。
導入後は、2010年度の旧サイトの売り上げと比較すると2021年度は30倍以上に伸びています。
2. タカラトミー
タカラトミーは、トミカやリカちゃん人形など性別や年代を問わず愛される老舗玩具メーカーです。
ecbeingに決めた理由は、EC支援に特化していて、ECに対する深いノウハウがあったことと、スマホなどのトレンドに対して安価でスピーディーに対応してくれそうだと思ったからだそうです。
サイトリニューアル後は、当初の売り上げ目標を超える現実味を帯びてきたため社員のやる気にも繋がっています。
3. リーガルコーポレーション
リーガルコーポレーションは明治35年に設立した日本の靴メーカーの先駆け的存在で、ビジネスシューズブランドとしても有名です。
ecbeingに決めた理由は、SEO機能の充実とコンテンツのリニューアルや運用が簡単にできそうだからだそうです。
導入後はアクセスが急激に増加し、サイト離脱率も10%近くに下がっています。
同じキャンペーンを実店舗とウェブ上で行った結果、PV数が1,65倍になったそうです。
まとめ
ecbeingは、豊富な成功実績の中から必要な機能だけを選ぶことができ、顧客の抱える課題を解決してくれる強みがあります。
集客力があるECサイトを構築・運営することで売り上げ向上を期待できますが、費用が非常にかかり小規模ビジネスには向かないと言えます。
オンラインで費用相談もできるので、利用前に情報を仕入れて自社に適したECサイト構築サービスを選択するようにしてください。