「eFaxにはどんな機能があるのか」「ほかのサービスと比べて料金は安いのか」など導入前に気になっている方も少なくありません。
eFaxは、スマホ、タブレット専用アプリを使うことで、外出先からでもFAXの確認、送受信が可能になります。
一方、1枚60秒計算で送信料がかかってしまうため通信環境が安定しない場所でFAXを送信する際には、2枚分の送信料金で1枚しか送信できないこともあるので注意が必要です。
このページでは「eFax」の特徴や利用前に知っておきたい注意点を解説します。
すべて読むことで「そもそもeFaxを利用すべきか」など失敗しないためのポイントがわかります。
eFaxのリアルな評判
実際の悪い口コミ
送信も1MB以下のファイルしかできないため実質使えなかった
eFaxを1カ月強使ってみたけれど、「これは便利だなあ」と思えるところがなかった。「不便だなあ」と思うことは多々あった。送信も1MB以下のファイルしかできないとあって、実質使えなかった。料金体系も受け入れがたく、継続利用は無理だと判断した
— むくどり (@muku_dori_) January 8, 2019
解約が電話でしかできないのが不便
faxなかったからefax使ってみた。利用開始月は無料で使えるけど解約が電話でしかできないのが不便。あとヘルプにはフリーダイヤルのサポートにかけちゃダメな風に書いてあるけど別に良かった。
— 西岡知三@マジック・メイカー連載中 (@Nishioka_tomozo) March 14, 2014
実際の良い口コミ
ひと月1700円で100枚くらいは送受信できるはずなのでコスパが良い
eFAX使ってますが、使う感覚はEメールにPDFを添付して送る感じて、来る内容もメールのPDFで来ます。FAX番号も付与されますし、ひと月1700円で100枚くらいは送受信出来るハズですからコスパいいです。
— ポチ家屋調査士 猫が補助者事務所 (@hpdJ1KW3BH5fXVO) June 30, 2021
すべてメール経由で送受信するので全体的にストレスがなくなった
FAX不便ですよね。広告もたくさん来ますし。。
eFAXにしたら、すべてメール経由で送受信するので全体的にストレスがなくなりますので、ほんとおすすめです
— すずき|売る仲介・ゼロ仲介 (@kojisuzuki77) May 14, 2019
【メリット】eFaxが選ばれる4つの理由
1. スマホ、タブレット専用のアプリでいつでもどこでもFAX機能を使える

出典:efax.co.jp
eFaxは、iOS、Androidやタブレット端末用のアプリを使ってFAX機能を使用できます。
eFaxのアプリはFAXデータの閲覧だけでなく、受信したFAXデータの転送や返信、保存や整理といったデータの管理も可能です。
また、スマホやタブレット端末のカメラ機能を使って撮影された画像を送信することもできるため、画像をスキャンするために複合機を使う必要もありません。
このようにアプリ機能によって時間や場所に囚われずFAX機能を使えるため、業務の効率化や生産性の向上に繋がるでしょう。
2. 最大で5つのメールアドレスが登録可能
eFaxは1つの番号につき最大で5つのメールアドレスを登録可能です。
メールアドレスを登録することで、登録ユーザーはスマホやタブレットなどお使いの端末からFAXを確認できるようになります。
従来であれば、FAXを受信したユーザーが共有したい相手やチームメンバーに対して、メールを転送もしくはFAXデータをメールで送信する必要がありました。
しかし、このメールアドレス登録機能を使うことで、メールを転送せずともFAXデータを確認でき、転送によるタイムラグも生じないためより迅速に対応できるでしょう。
3. 電子サイン、電子押印機能を使ってサイン、押印をデータ上で完結
eFaxは電子サイン、電子押印機能を使うことでサインや印鑑が必要なFAXデータに対して、データ上でサインまたは押印することができます。
eFax内に自分のサインや印鑑を画像ファイルとして保存しておくことで、サインや印鑑が必要な際に画像ファイルを呼び出してファイルに貼り付ければ、外出先でもすぐに対応できるのです。
従来であれば一度FAXデータを印刷し、サイン、押印したものをスキャンする工程が必要でしたが、データ上で完結できるため作業の効率化を図れます。
また紙を印刷する必要もないため、ペーパーレス化に繋がるのです。
4. 全国の市外局番が使える

出典:efax.co.jp
eFaxでは050番号だけでなく、全国57都市の市外局番が使用できます。
他のインターネットファックスサービスでは、050番号や東京、大阪、名古屋など一部主要都市の市外局番にのみ対応しているサービスが多く、全国の市外局番が使えるのはeFaxの特徴と言えます。
050番号に対して警戒心を持っている方や着信拒否設定にしているケースもあり、最悪の場合機会損失にも繋がりかねません。
自分の住む地域の市外局番を使うことでこのようなリスクを回避できるため、全国の市外局番が使えるのはeFaxのメリットと言えます。
【デメリット】eFaxの利用前に知っておきたい3つの注意点
1. フリーダイヤル、ナビダイヤルには非対応
eFaxでは日本国内外のフリーダイヤル、ナビダイヤルには非対応です。
日本国内であれば、0120や0570といった番号から始まる番号が対象ですので、送信する際には該当していないか注意しておきましょう。
2. 60秒ごとに1枚分の送信料金がかかる
eFaxでは1枚60秒の計算で送信料金がかかる仕組みになっています。
そのため、外出先の通信環境があまり良くない場所でFAXを送信した際に、1枚しか送らなかったとしても送信に120秒かかってしまえば、2枚分の送信料金を負担する必要があるのです。
FAXの送信頻度が高い方や外出先でもFAXを利用するユーザーは注意しましょう。
3. トライアル期間を過ぎると自動で有料プランに移行する
eFaxでは初めの30日間サービスを無料で利用できるトライアル期間が設けられていますが、無料期間の30日間を過ぎた場合には有料プランに自動的に移行してしまうため注意が必要です。
解約する際には必ずトライアル期間中に解約手続きを行いましょう。
eFaxの料金プラン(送受信料)
月払いプラン | 年払いプラン | |
---|---|---|
利用料金 | 月1,980円 | 年19,800円 |
受信料金 | 月150枚まで無料 1枚につき税込11円(151枚以降) |
月150枚まで無料 1枚につき税込11円(151枚以降) |
送信料金 | 月150枚まで無料 1枚につき11円(151枚以降) |
月150枚まで無料 1枚につき11円(151枚以降) |
登録手数料 | 1,100円 | 1,100円 |
eFaxには「月払いプラン」と「年払いプラン」の2種類の料金プランがあります。
1年間利用した場合に、年払いプランの方が月払いの2ヶ月分お得です。
まとめ
eFaxはスマホ、タブレット用アプリを使うことで、時間や場所に縛られることなくFAXの送受信、管理が可能になります。
また、1つの番号につき5つのメールアドレスを登録できるため、チームや同じ部署内での情報共有にも役立つでしょう。
一方、FAXが151枚を超える場合には、1枚60秒の計算で送信料金がかかるため通信環境の安定しない場所で使用することの多いユーザーは注意が必要です。