シンプルメールの特徴・評判・口コミ・料金・使い方を解説

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シンプルメール

「シンプルメールはどんな機能があるのか」「どれくらい料金がかかるのか」など疑問を抱く方も少なくありません。

シンプルメールは月額10,780円から利用でき、添付ファイルの暗号化やパスワード設定、Zipファイルへの圧縮などを全て自動で行ってくれるメール配信サービスです。

一方で、送信したダウンロードリンクからのダウンロード回数や、ファイルの保有期間に制限があるので、メールファイルの長期保存を望む方にはおすすめできません

このページでは「シンプルメール」の特徴や利用前に知っておきたい注意点を解説します。

すべて読むことで、シンプルメールで失敗しないためのポイントがわかります。

目次

シンプルメールとは?

「シンプルメール」は、GMOクラウド株式会社が運営するメールセキュリティサービスです。

クラウド型のサービスとなるため、インストール不要・簡単なステップで導入が可能です。

メールの添付ファイルに自動で暗号化やパスワード設定が可能で、その利便性から多くの企業が導入しています。

メールセキュリティ関係の手間が省けるので、作業効率が上がり、さらに初期費用も無料なので、システム面・料金面共におすすめなサービスです。

シンプルメールの4つの特徴

1. 高度なセキュリティ設定が自動で行える

シンプルメールは、添付ファイルのパスワード設定や暗号化など高度なセキュリティを自動で行ってくれます

企業間のメールやり取りにおいて、パスワード未設定が原因で情報漏洩してしまう危険性がありますが、シンプルメールを利用することで自動でパスワード設定をかけれるためセキュリティー対策に貢献できるといえます。

2. メール送信業務の効率化を図れる

シンプルメールでは、以下のような作業を自動で行ってくれるので、メール送信業務の効率化を図れます。

  • 添付ファイルのサイズ確認
  • ZIPファイルへの圧縮
  • パスワード設定に暗号化

社内においてメールの送信回数が多いと意外にも1日の合計をメール編集作業に費やしてしまっているということも少なくありません。

シンプルメールでは、細かい作業を効率化できるためメールの送信件数が多い人ほどその恩恵を受けられると言えます。

3. ログ管理機能で誤送信を削除できる

シンプルメールでは、メールの誤送信があった場合、履歴を遡り、受信者がダウンロードする前にファイルを削除することが可能です

例えば、添付ファイルにミスがあったことに送信後に気づいた場合、送信先がまだ確認していなければ添付ファイルを差し替えるといったことができます。

通常のメールでは、一度相手に送ったメールは削除することはできないため、シンプルメールならではの機能であると言えます。

4. Gmailと連携できる

シンプルメールは、Gmailと連携することが可能で、セキュリティを強化させた状態でGmailの利用ができます。

また、グループウェアサービスのG-suiteから詳細設定が可能で、独自ドメインも設定できるので、Gmail以外のメールアドレスを使用しながらも、Gmailシステムが活用できます。

ドメイン1つ分は、シンプルメールの料金プランに組み込まれており、ユーザー数無制限で利用可能です。

シンプルメールの利用前に知っておきたい3つの注意点

1. 最低でも月額10,230円かかる

シンプルメールは高度なセキュリティシステムを自動で行ってくれる反面、ある程度ランニングコストがかかります。

料金は年間プランで月々10,230円から23,430円の費用がかかり、1年間では122,760円から281,160円の費用がかかります

そのため、ある程度セキュリティをしっかりしないといけないような中規模〜大手向けのメールサービスであると考えて良いでしょう。

2. 利用するにはメールのリレー設定が必要

GMOが提供するホスティングサービス以外の場合、シンプルメールを導入するには、メールのリレー設定が必要です

リレー設定とは、メールの送信元と送信先を繋ぐ役割がありますが、少し複雑な作業なので、こういった設定が苦手な方には、あまりおすすめできません。

また、受信者側がリレー送信されたメールを受け付けない設定にしている場合、メールを送信できないので注意が必要です。

この場合メールを送信するためには、今の所受信者の設定を変更するしか対処法がないので、これらの作業が面倒に感じる方にはおすすめできません。

3.ファイルのダウンロード数・保有期間に制限がある

シンプルメールでは、送信したダウンロードリンクからダウンロードする回数や、そのファイルの保有期間が制限されています。

プランによってその期間が変わり、スタンダードプランだと1メールのダウンロード回数は3回、ファイルの保有期間は7日間となっています。

それぞれの制限を増やすには、プランのランクアップやオプションが必要で、保有期間を超えたファイルは、ディスクストレージ上からもダウンロードリンク上からも削除されますので、注意が必要です。

シンプルメールの料金プラン

シンプルメールは初期費用無料で、プランは3種類あり月額は10,230円から利用できます。

プラン 月額料金
(1か月契約/12か月契約)
ディスク容量 DL回数制限 ファイル保有期間
スタンダード 10,780円/10,230円 5GB 3回 7日
プロ 16,280円/15,180円 20GB 5回 20日から30日
ビジネス 25,080円/23,430円 100GB 10回 20日から30日

それぞれのプランの違いは、ディスク容量、ダウンロードリンクからのダウンロード回数、ファイルの保有期間が異なります。

料金で比較すると、同系統のセキュリティサービスの「Symantec Email Security.cloud」が、年間5,000円程度で導入出来ますが、セキュリティの自動化による効率化など機能面を含めると、シンプルメールの方がお得だと言えます。

まずは「15日間無料トライアル」を利用してみて自分に合うかどうか判断してみることをおすすめします。

シンプルメールの評判・口コミ

良い評判・口コミ

添付するだけでパスワードの別メールが勝手に届くなんて、夢のようです

添付するだけでZIPファイルを暗号化。いままで本文メールと開封パスのメールを2件メールを作成していました。

添付するだけでパスワードの別メールが勝手に届くなんて、夢のようです。

こんな機能があるなんて、もっと早く知っていればよかったと思っています。なにもいうことはありません!

引用:itreview.jp

メールの添付ファイルを自動圧縮し、パスワードをかけてくれるのは非常に便利

メールの添付にセキュリティをかけるのって、かなり面倒な作業なのですが、それを自動で、圧縮し、パスワードをかけてくれるのは、非常に便利です。

会社のセキュリティのポリシー上パスワードを書けるというのは、わかっているが、すべてとなるとどうしても人間としてのゆるみがでる。

そこをカバーしてくれるのは、非常に良いことです。

引用:itreview.jp

悪い評判・口コミ

ディスクの容量をもう少し増やしてほしい

会社の規模にもよると思うが、ディスクの容量をもう少し増やしていただけると安心して使える。

保存期間を短くするか、ダウンロード回数を調整するかを社員数で調整しなければいけないとすれば少し面倒なことになる。

引用:itreview.jp

データ容量の大きいファイルのやり取りの際に別ツールを使わないといけない

添付ファイルサイズが1GBまでということもあり、図面などデータ容量の大きいファイルのやり取りの際に、別ツールを使わないといけないので、このあたりの制限を変えてほしい(プラン分かれるとかでもいい)

引用:itreview.jp

まとめ

シンプルメールは、初期費用が無料でメール管理やセキュリティシステムを自動化できるので、業務の効率化が図れます。

普段多くのメールを取り扱う会社では、特にその効果が期待できるので、導入をおすすめします。

一方で、ある程度のランニングコストがかかる点や、ファイルのダウンロード制限など、デメリットもありますが、機密性の高い情報の漏えいを未然に防ぐためにも、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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