「テーブルチェックの特徴を知りたい」「他の予約管理サービスと比べてどこが優れているのか気になる」と考えている方は少なくありません。
テーブルチェックは無断キャンセル防止機能など他の予約管理システムには無い機能が充実しており、飲食店の抱える無断キャンセル問題の解決や業務効率化を目指したい飲食店にはおすすめのサービスです。
一方、料金プランに関しては公開されていないため、導入の際には問い合わせなければいけないため注意が必要です。
このページでは「テーブルチェック」の特徴と利用前に知っておきたい注意点を解説します。
一読することで、テーブルチェックが自分の店舗に合っているかなど失敗しないためのポイントがわかります。
テーブルチェック(テーブルソリューション)とは?
「テーブルチェック」は株式会社TableCheckが運営する飲食店向け予約、顧客管理システムです。
テーブルソリューションが2020年8月11日より名称を変更して現在のテーブルチェックとなっています。
通常の予約管理システムのように、予約台帳、顧客台帳機能はもちろん、業界初の無断キャンセル機能やクレジットカード利用による非接触決済機能など多くの便利機能が導入されているのが特徴です。
テーブルチェックの4つの特徴
1. 効率的な予約受付機能
テーブルチェックの予約管理機能には、便利な機能が豊富にあり予約管理を効率的に行うことができます。
国内外25のグルメサイトとの連携が可能で予約台帳への転記、在庫数の自動更新などにより従業員の予約管理業務の負担を減らせるでしょう。
また、リンクを貼るだけで使用可能な予約ページの提供も行っており、自社ウェブサイトからのネット予約を増やし集客を狙えます。
さらに、自動電話応対みせばんを活用する事で営業中の忙しい時間帯の電話も対応するため予約を取りこぼすこと無く、店舗スタッフも目の前の業務に集中することができます。
ネット予約や電話受付を通して店舗に取り込まれた予約状況は「カレンダー画面」を使って確認しましょう。
月毎の表示なら予約状況やイベントが一目でわかり、日毎の表示なら予約人数や組数も細かく見れるため見逃す事はありません。
以上のように、豊富な予約管理機能を活用する事で、予約経路を増やすだけで無く、スタッフの業務負担も軽減でき、業務効率化に繋げられるでしょう。
2. 独自のキャンセル防止策「キャンセルプロテクション」
テーブルチェックには無断キャンセルやドタキャンの対策機能として「キャンセルプロテクション」機能が備わっています。
キャンセルプロテクションは、予約時にお客様にカード情報を事前に入力してもらい、カード情報を控える事でキャンセル防止するというものです。
この機能によって万が一キャンセルが発生した場合にも、控えたカード情報からキャンセル料を請求でき、キャンセルによる食品ロスや席在庫のロスといった問題も防げます
また、キャンセルプロテクション機能にはカード情報を控える「与信型」事前に決済してもらう「事前決済型」があり、予約内容や予約人数に応じて、柔軟に設定を変更できるのです。
その他にも予約がある旨をSMSやメールによって知らせ、勘違いやうっかり忘れによるキャンセルを防ぐ仕組みもあります。
予約の際に控えた顧客情報に記載された連絡先を使って自動送信するので、スタッフがわざわざ確認の連絡を入れるという手間をかける必要もありません。
3. コンタクトレス決済によって非接触で決済ができる
テーブルチェックではコンタクトレス決済によって、非接触でスマートに決済できます。
コンタクトレス決済でお客様が行う操作は予約時にクレジットカード情報を入力するだけ、あとは自動で決済金額や領収書が送られます。
コンタクトレス決済は事前に金額がわかっているコースだけでなく、席のみの予約でも当日に喫食した分をしっかり請求するのでどんな予約内容にも対応できるのです。
店舗スタッフが行う業務は、お客様の食事が済んだらテーブルチェックの管理画面を開いて会計金額を入力して、送信するだけなので複雑な操作は一切不要です。
コンタクトレス決済によってレジ前の行列を待つ必要もなく、人との接触を最低限にできるので感染リスクを抑えることができます。
また、店舗スタッフも会計業務に追われることなく接客ができるようになるでしょう。
4. インバウンド対策に便利な機能
テーブルチェックはインバウンド対策にも便利な機能が充実しています。
ネット予約では業界最大級の18カ国語に対応しており、予約時に使用している端末の言語に合わせてページの言語が自動で切り替わる仕組みになっています。
また、予約確定後の確認メールも、予約時に使用した言語に合わせて自動で作成されるため同時にキャンセル防止対策も行えるのです。
さらに、ネット予約のみならず電話予約の自動受付機能「みせばん」も8カ国語と多言語に対応しています。
みせばん対応可能言語は下記の通りです。
- 英語
- フランス語
- 中国語(簡体)
- 韓国語
- タイ語
- インドネシア語
- ベトナム語
テーブルチェックの利用前に知っておきたい3つの注意点
1. デビットカードでの会計はトラブル発生の危険性がある
デビットカード使用時に、何度も決済されてしまったり、誤って決済された金額の返金がすぐに行われないといったトラブルが生じているようです。
返金処理には45日から2ヶ月ほど時間を要するため、デビットカードでのお支払いを検討されているお客様には注意喚起する必要があるでしょう。
2. コンタクトレス機能の導入には審査が必要
コンタクトレス機能はテーブルチェックの基本機能の1つであるため、初期費用はかかりませんが、サービスを利用開始するには申し込み後に、加盟店の審査が必要です。
審査には約1ヶ月以上かかり、審査に通過した後にスタッフによる機能の設定や操作の説明を受けてようやく使えるようになります。
申し込み後すぐに使えるわけではないため注意が必要です。
3. みせばんはFAX付き電話機は非推奨
「みせばん」は、FAX付き電話機にかかってくる着信に対して通話かFAXか判別できず、全て転送してしまうという問題点があります。
FAX付き電話機でみせばん機能を利用する際には、FAX番号を別に用意するか、インターネットFAXを使用するようにしましょう。
4. テーブルチェックの料金プラン・かかる費用
テーブルチェック公式サイトには、現在料金プランに関する情報が公開されていません。
検討中の方は公式サイトからお問い合わせをしてみましょう。
テーブルチェックの評判・口コミ
良い評判・口コミ
予約内容がSMSで届くからトラブル回避にもなる
#Tablecheck ってサービス初めて使ったけど(店側が)、なかなか良いサービス。店側が導入してるかどうかに依存しちゃうけど、予約内容がSMSで届くからトラブル回避にもなる。めちゃ便利って程ではないけど痒いところに手が届く感じ◎https://t.co/QzCJgr1LJo
— HiROSATO SAKUMA (@hiro7nine) October 30, 2017
予約すれば、そのまま会計まで完了する便利なサービス
TableCheckで予約すれば、そのまま会計まで完了する便利なサービス。店探しや移動の手配など、飲食店体験の前後のコンシェルジュサービスまで広がっていくと一気通貫して便利になりそう。pay系のサービスは早くこれを導入してほしい。#これもCXhttps://t.co/5jzZ4ExaJO
— 川久保 岳彦|Takehiko Kawakubo (@kawatake) August 16, 2020
悪い評判・口コミ
予約時間に店に取りに来てみると予約が通っていない
TableCheck でTake out予約したのの、予約時間に店に取りに来てみると予約が通っていないという事実。ツールに店が着いてきてないのか、ツールに問題があるのか。#Tablecheck
— Muskeltraining (@himatsuura) March 7, 2021
空きがあるのに予約ができない
テーブルチェック(予約システム)を使ってるお店で時折なんかおかしいやつがある…空きがあるのに予約ができない的な
— めぐむ (@mgmgmegmu) May 19, 2018
まとめ
テーブルチェックは料金プランの面では他のサービスと比較ができませんが、予約管理や顧客管理など基本機能に加え、独自のキャンセル防止機能をはじめとした様々な便利な機能が実装されているのが魅力的でした。
無断キャンセル防止に役立つキャンセルプロテクションは、飲食店が抱える無断キャンセル、ドタキャン問題の解消に繋がる新しい機能として注目されています。
また、コンタクトレス機能など他の予約管理システムには無い、新しい機能が次々にアップデートされるのは、テーブルチェックの強みと言えます。