スーパーデリバリーは「どんな人におすすめなの?」「どんな特徴があるの?」と、気になっている方も少なくはありません。
スーパーデリバリーの最大の特徴は、出店企業が2,000社以上、商品数140万点以上の幅広い商品を仕入れられるため、本格的に店舗やネットショップ運営を行う方におすすめできる仕入れ・卸サイトです。
一方で、スーパーデリバリーの会員になるためには審査があります。
そのため、副業でお小遣い稼ぎをしたい、メルカリなどで転売を目的にしたいという方は審査に通ることが難しいためおすすめしません。
このページでは「スーパーデリバリー」の特徴や利用する前に知っておきたい注意点を解説します。
一読することで「そもそもスーパーデリバリーを利用すべきか」など失敗しないためのポイントがわかります。
スーパーデリバリーとは?
スーパーデリバリーは、2002年に株式会社ラクーンが開始した有料の事業者向け仕入れ・卸サイトです。
卸業者から直接商品を仕入れる場合、10〜100点単位など、まとまった量を購入する必要がありますが、スーパーデリバリーでは全商品の75%以上の商品が商品が1点から仕入れが可能です。
また、製造メーカーが直接スーパーデリバリーに出品しているケースもあるため、他の仕入れサイトでは取り扱いのない商品を見つけることも可能です。
スーパーデリバリーの3つの特徴
1. 仕入れできる商品数が140万点以上
スーパーデリバリーは、出店企業が2,000社以上あり、取り扱っている商品数も他の仕入れサイトと比べて多いのが特徴です。
主な仕入れ・卸サイト | 出品商品数 |
---|---|
スーパーデリバリー | 140万点以上 |
トップセラー | 25万点以上 |
卸の達人 | 56万点以上 |
Oh!motenasi | 30万点以上 |
スーパーデリバリーでは、ファッションをはじめ家具やインテリア、生活雑貨に食品、家電、本など、140万点以上の商品を取り扱っています。
出店企業は毎日増えているので、様々なジャンルの商品から探すことができ、中にはここでしか出店していない企業があるのも特徴です。
2. 後払いでも仕入れできる
スーパーデリバリーでは、後払いで商品を仕入れることが可能です。
一般的に、卸問屋やメーカーから直接商品を仕入れるときは現金取引が主流です。
仕入れサイトの場合はクレジットカード払いも可能ですが、スーパーデリバリーでは商品を先に受け取り、翌月に支払うことができます。
そのため、キャッシュフローの観点でも良いと言えます。
3. BASEと連携できる
スーパーデリバリーは「BASE」と連携ができるため、BASEを使って販売を検討している方におすすめできます。
スーパーデリバリーで商品を仕入ると、仕入れた商品がメーカーから出荷された時点で、BASEへ商品情報が連携されます。
BASEに取り込まれる商品情報の項目は以下のとおりです。
- 商品名
- 素材・成分
- サイズ・容量
- 生産地
- コメント
- 内訳
- 税込みの上代(参考価格・カタログ価格・メーカー希望小売価格)
- 商品画像
スーパーデリバリーで仕入れた商品をBASEで販売することで、商品情報や写真を登録する必要がなく、作業時間の短縮につながります。
BASEは初期費用・月額無料のネットショップ作成サービスです。
BASEについて詳しく知りたい方は以下ページもご覧ください。
スーパーデリバリーの利用前に知っておきたい3つの注意点
1. トライアル期間後は月額2,200円がかかる
スーパーデリバリーを利用するには月額2,200円かかります。
ただし、入会した月と翌月はトライアル期間として無料で利用できます。
そのため、お試してスーパーデリバリーを利用してみて自分に合わなければ解約するという使い方も可能です。
また、契約期間に制限はないためいつでも退会できます。
2. 利用するには審査がある
スーパーデリバリーを利用するためには審査を受ける必要があります。
ショップ運用形態などによっては、審査に落ちることも十分に考えられるため誰でも使えるというわけではありません。
スーパーデリバリーでは、実店舗でもネットショップでも利用可能ですが、ネットショップでは以下の場合は審査に通らないため注意が必要です。
- オープン前のネットショップ
- オークションやフリマサイト(ヤフオク・メルカリ)
- 極端な値下げをするサイト
- 受注発注など在庫を持たないサイト
審査に必要なもの
スーパーデリバリーの審査で必要なものは以下の通りです。
実店舗の場合 | 店舗写真3枚 ・看板または屋号が入った外観写真 ・店舗の内観写真 ・商品の陳列写真) |
---|---|
ネットショップの場合 | 販売予定のネットショップURL |
上記の他にも、必要に応じて追加書類を求められるケースもあります。
3. ネット販売が不可能な商品もある
スーパーデリバリーは出店企業が2000社以上ありますが、中にはネット販売が不可能な商品があります。
また、Amazonなどで価格を著しく下げて販売することを嫌がる企業やメーカーも少なくありません。
商品によってはブランドイメージがあるため、仕入れを行う前に出店企業が明示している「取引条件」を確認することが大事です。
最悪の場合、取引先の卸問屋やメーカーとの取引中止になることもあります。
スーパーデリバリーの登録方法・利用の流れ
スーパーデリバリーは、法人・個人事業主の登録が可能です。
副業での転売やオークションを目的に、個人が商品を仕入れたいなどの理由では登録できないため注意が必要です。
会員登録から利用可能になるまでの手順は以下のとおりです。
- 公式サイトから会員登録を行う
- 審査(1日~2日程度)
- 審査通過後、仕入れが可能
会員登録には個人情報、業種、運営状況、販売形態を入力する店舗の紹介などを入力します。
審査に通過すれば、パスワードを設定して利用開始となります。
スーパーデリバリーの評判・口コミ
良い評判・口コミ
netseaより幅広い仕入先が期待できそう
スーパーデリバリーなかなか手強いけどもnetseaより幅広い仕入先が期待できそう
netseaに登録したらスーパーデリバリーは別にいいよと言ってた人もいたが全然そんなことなかった
netseaに慣れたらみんなもちぇけら
— ザキさん@電脳と店舗せどり (@015eNp7jMjP9RiS) February 13, 2020
とにかく商品数が圧倒的で、欲しい品が何でもある
LOGOSさんも出展されてるんですね!😮
素敵なランタンだなぁ✨
スーパーデリバリーさん、以前小売やってる時お世話になったことが😊とにかく商品数が圧倒的で、欲しい品が何でもあるんですよねぇ😌見てるだけでも楽しい🙌🏻— まるい いきもの🦥 (@maruiikimonosan) March 28, 2021
悪い評判・口コミ
サイトに繋がらないことが多すぎて、ほんと使えない……
スーパーデリバリーってサイト使いたいと思って申請して認可されたけど、サイトに繋がらないことが多すぎて、ほんと使えない……。月会費取るサービスでこれはひどい。しかも入会審査とか生意気すぎん??
— 黒い忘我 (@kuroibouga) November 8, 2020
月会費も取られるし、対して安くない、少ないと送料がかかる
全くメリットがありません。
月会費も取られるし、対して安くない、少ないと送料がかかる!
食品を仕入れていましたが、安くないですね。
名古屋にある珈琲屋さんは、同じ商品を直で販売している方がはるかに安くて笑いました。
引用:クチコミネット
まとめ
スーパーデリバリーは出店企業が2000社以上と、さまざまな分野の商品を仕入れることができる仕入れ・卸サイトです。
支払いを後払いもできるため、仕入れ資金が少ない人にもおすすめの仕入れ先になりますが、やや審査があるのでハードルは高めです。
その点も踏まえて、スーパーデリバリーに登録するかどうかを検討してみてください。