危険!BASE(ベイス)でトラブルを回避するためにすべき3つのこと

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BASE トラブル

「BASEを使っていてトラブルがあるのか」「トラブルを未然に防ぐには?」と気になっている方も少なくありません。

結論から言うと、BASEで起こるトラブルはケースバイケースではありますが、以下の3つのポイントを抑えておけば多くのトラブルを未然に防ぐことが可能です。

  • 購入者が入金完了したら発送準備を行う
  • 10日〜60日で発送を済ませる
  • 銀行口座登録・売上金申請を行う

このページでは、実際にBASEを5年間利用しているECコンサルタントである筆者が、BASEを利用する上でよくあるトラブル事例と、トラブルを回避するためのポイントを解説します。

また、BASEについて詳しく知りたい方は以下ページもご覧ください。

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目次

BASEでトラブルを回避するために行うべき3つのこと

1. 購入者が入金完了したら発送準備を行う

BASEではクレジットカード決済やコンビニ決済など様々な決済手段を利用できますが、決済方法によって注文後の対応が異なるため注意が必要です。

クレジットカードやキャリア決済などは注文と同時に決済行う仕様となりますが、コンビニ決済・銀行振込の場合は、「注文=決済完了」ではありません

そして、コンビニ決済や銀行振込を選ぶ購入者は、注文後に振込をせずにそのままキャンセルとなるケースがBASEでは多く見受けられます。

そのため、コンビニ決済・銀行振込の注文に関しては、入金を確認後に発送処理を行わないと代金が回収できないといったリスクが発生するため気をつけましょう。

2. 10日〜60日で発送を済ませる

BASEでは、決済方法によって注文後に決められた期日内に発送処理をしないと自動キャンセルされる仕様となっています。

以下のように決済方法によって発送までの日数は異なります。

決済方法 注文日から自動キャンセルされる日数
Paypal 10日
AmazonPay 30日
キャリア決済 58日
クレジットカード決済 60日
後払い決済 60日
コンビニ決済 なし
銀行振込 なし

注意しなくてはならないのはPaypal決済の場合です。

paypalは、注文から10日以内に発送しないと自動キャンセルとなるため、発送に10日以上かかることがあるショップではPaypal決済は利用しない方が良いと言えます。

3. 銀行口座登録・売上金申請を行う

BASE 振込申請

BASEで商品を販売した売上を入金してもらうためには、振込申請を行う必要があります。

2019年11月29日以前は、180日以内に売上金の振込申請を行わないと売上金が失効する仕様でしたが、現在は条件を満たすショップに限り自動振込申請を行う仕様に変更されました。

自動振込申請の対象となるBASEショップ

  • 電話番号認証を行っている
  • ショップ運営者と同一名義の口座を登録している
  • BASEから振込ができる口座を所有している

つまり、口座登録を行っていないショップは180日以内に振込申請を行わないと売上金が失効するため注意が必要です。

起訴にも発展した売上金失効トラブル事例

2019年10月29日にBASE利用者のツイートが話題になりました。

BASEの利用規約では売上金に失効期限を180日(約6ヶ月)定めていましたが、「気付かないうちに失効してしまっていた」といった声が挙がっていたことから、「利用者に不利な契約ではないか」と問題視する意見が一部ありました。

ただ、BASE側では、振込申請の促すためにお知らせやメールなどでアナウンスは行っていましたが、上記ツイートが火種となりました。

この炎上を受けて、BASEでは約1ヶ月後の2019年11月29日自動振込機能を導入を行うことになったという経緯があります。

BASEでよくあるトラブル時の対処法

1. 注文がキャンセルになる

コンビニ決済・銀行振込の場合は、注文後に支払いされずに自動キャンセルになるケースがあります

注文後にキャンセルになるのは手間だからコンビニ決済と銀行振込を決済手段から外すというのは避けるべきです。

なぜなら、総務省の令和元年の調査によると、インターネットで何かを購入する際の決済手段でもっとも多いのがクレジットカード、その次にコンビニ払いだからです。

筆者の肌感では、コンビニ決済は10人に1人程度はキャンセルになる傾向がありますが、そのまま放置で問題ないため、自動キャンセルはそこまで気にせずに運用することをおすすめします。

2. 後払い決済で入金されない

BASEの後払い決済で入金がされない原因は主に以下の2つが考えられます。

  • 購入者へ商品が到着していない
  • BASE指定の配送業者を使っていない

後払い決済は商品の到着が確認できれば入金される仕様です。

BASE 後払い決済 仕組み

出典:baseu.jp

商品到着後に購入者が代金を支払わなかった場合でもBASE側で商品到着が確認できれば入金されるため、万が一購入者が代金を支払わなくても未払いとなるリスクはありません。

ただし、追跡番号がない発送方法や代引発送の場合は、購入者が支払い時点での入金となるため未払いリスクがあるため注意が必要です。

筆者の場合は、海外発送を利用することもあるため後払いは不可としています。

3. 購入者との間でトラブルが起こった

BASEに限らずネットショップを運用していると、クレームや返品交換希望など様々なトラブルが起こります。

販売者と購入者のトラブルに介入はせず、これはヤフオクやメルカリなどのプラットフォームでも同様です。

そのため、トラブルに関しては、販売者と購入者の間で解決していく必要があります。

まとめ

BASEでのトラブルを回避するために最低限以下3つのことを行うべきであると言えます。

  • 購入者が入金完了したら発送準備を行う
  • 10日〜60日で発送を済ませる
  • 銀行口座登録・売上金申請を行う

BASEに限らず、ネットショップ運営において起こるトラブルはケースバイケースです。

そのため、全てを防ぐことは難しいですが、上記のような基本的なことを抑えるだけでもトラブルを回避できるため、結果的にトラブル対応に割く時間を軽減できます。

このページがあなたにとって有益になることを心から祈っています。

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