「ココナラにはどんな案件があるのか」「ほかのサービスと比べて手数料は安いのか」など導入前に気になっている方も少なくありません。
ココナラは他のクラウドソーシングサービスにはないような自分の趣味やスキルを活かした仕事を出店できるクラウドソーシングサービスです。
自分で納期を設定できるため、自分のライフスタイルに合わせて余裕を持った納期に設定が可能です。
一方、手数料は一律で販売額の22%と他のクラウドソーシングサービスと比べてもやや高いため手数料を抑えたい方にはおすすめできません。
このページでは「ココナラ(coconala)」の特徴や利用前に知っておきたい注意点を解説します。
すべて読むことで「そもそもココナラを利用すべきか」など失敗しないためのポイントがわかります。
ココナラとは?
「ココナラ(coconala)」は株式会社ココナラが運営する自分の趣味やスキルを売り買いできるクラウドソーシングサービスです。
他のクラウドソーシングサービスと同様にライティングやプログラミング、ホームページ制作以外にもキャリア相談、カウンセリングや似顔絵など他のクラウドソーシングサービスにはあまりないサービスも数多く出品されています。
ココナラの案件の種類
ココナラの案件の種類は主に以下のとおりです。
- 似顔絵・イラスト・漫画
- デザイン
- Webサイト制作・Webデザイン
- 集客・Webマーケティング
- ライティング・ネーミング
- 音楽・ナレーション
- 動画・写真・画像
- 語学・翻訳
- IT・プログラミング
- 占い
- 悩み相談・カウンセリング
- マネー・副業・アフィリエイト
上記以外にも非常に多くの案件があり、自分のスキルや知識を活かして他のクラウドソーシングサービスにはないような仕事を出品することができます。
現在出品されている案件は200種類以上にもおよびます。
ココナラの案件の形態
制作・ビジネス系カテゴリ | 動画編集、ホームページ制作、イラストなど制作物を販売するカテゴリ |
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相談系カテゴリ | オンラインレッスン、キャリア相談などのサービスを提供するカテゴリ |
出品者が依頼に対してサービスを提供後、購入者が出品者に評価を入力すると購入者がやり取りを行うトークルームが閉鎖され、そのタイミングで売り上げが反映されます。
仮に購入者が評価を入力しなくても、サービス提供から3日後にはトークルームが自動で閉鎖されるのでサービス提供から3~4日以内には売上が反映されるでしょう。
ココナラの4つの特徴
1. 初期費用や利用料はかからないため気軽に出店可能
ココナラは自分のスキルを出店するのに、初期費用や月額の利用料金はかからないため気軽に出店ができます。
自分のスキルを出品するための作業環境、例えばライティングや記事作成を出店するのであれば、自分の作業環境さえ整っていれば実質初期費用0円で始められるのです。
出品する際はフォームに沿って入力すれば、簡単に出店できます。
販売額に応じて手数料を支払う必要がありますが、出店したスキルや知識が購入されたタイミングで発生する手数料ですので、出店時利用料はかかりません。
2. ココナラが支払いを仲介で支払いのトラブルを防止
ココナラでは出品者と購入者間の支払いをココナラが仲介するため、購入代金が支払われないといったトラブルを防ぐ仕組みが整っています。
ココナラのサービス購入から支払いまでの流れは、まずサービス購入のタイミングで購入代金をココナラに支払い、ココナラが購入代金を預かります。
そして出品者がサービス購入者にサービスを提供したことを確認後、出品者に購入代金が支払われるという流れになっています。
このようにココナラが支払いを仲介することで購入者と出品者は双方ともに安心してサービスを利用できるのです。
また、ココナラがサービス購入者と出品者の間を仲介することで、購入代金を振り込む際の銀行口座番号やカード番号といった情報を取引相手に知られるという心配もありません。
3. 自分のライフスタイルに合わせて受注が可能
ココナラでは自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
受注の停止機能によって、受注数をコントロールして稼働できるため、無理のない範囲で働けるのです。
また、出品しているスキルや知識の納期は自分で自由に設定できるため、出品時の自分のスキルやスケジュールを考慮して納期を設定できます。
このように出品者が自ら受注数を制限したり、納期に余裕をもたせることで自分のライフスタイルに合わせた働き方を可能にすることで、フリーランスや主婦など多くの方が自分のスキルを活かして活躍できる場となっているのです。
4. 自分の能力に合わせた適正な販売価格に設定できる
ココナラの他のクラウドソーシングサービスとの大きな違いは、仕事依頼の募集に対して応募して仕事を獲得するのではなく、自分のスキルを活かした仕事を提案し依頼を待つという
方式である点です。
自分のスキルを活かして出品するため、販売額は提供するサービスによって上限額は異なりますが、最低500円から1,000,000円までと自由に設定することができます。
このように自分で販売価格を設定できるため、自分の納得できない金額で仕事を受注するということがなくなるでしょう。
ココナラの利用前に知っておきたい3つの注意点
1. 依頼を受注しづらい
ココナラでは他のクラウドソーシングサービスと異なり、購入者からの依頼を待つことになります。
そのため、クラウドワークスなどと比べるとココナラは依頼を受けづらいといえます。
ライティングやイラストなどの出店を行うにしても、すでに人気のユーザーがいることが多くその中でいかに個性や自分のスキルの魅力をアピールできるかが重要となります。
2. 手数料が22%と割高
ココナラは手数料が高めに設定されているため注意が必要です。
一般的に手数料が高いと言われているクラウドソーシングサービスでも手数料が20%なのに対して、ココナラは22%と若干高い手数料が設定されています。
3. 高額な販売価格は仕事の依頼を受けづらい
ココナラではあまりにも高額な販売額に設定したり、スキルに見合わない販売額を設定してしまうと仕事の依頼を受けられないということになってしまうため注意が必要です。
というのもココナラの利用するユーザーには「安価でありながら質の高いサービスを受けたい」というユーザーが多いという傾向があるため、高額な価格設定はユーザーのニーズに適していないのです。
依頼を受注するためにも自分のスキルや他の出店者の販売価格の相場を見て適正価格を設定したり、低単価で出店して実績や評価を積みましょう。
実績を積むことでココナラの運営からおすすめされることもあり、安定した受注に繋がる可能性があります。
ココナラの手数料
ココナラの手数料について紹介します。
システム手数料 | 販売価格の22% |
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会員登録料・年会費 | 0円 |
交換手数料 | 160円(売上金額3,000円未満) 無料(売上金額3,000円以上) |
最低交換ライン | 現金:売上残高161円以上〜 ポイント:1円以上から |
2021年4月12日AM2:00以前は手数料が販売金額が高額になるほど、手数料が下がっていく仕組みとなっていましたが、現在は販売価格に関わらず一律で22%の手数料となっているため、他のクラウドソーシングサービスと比べても手数料が高いと感じるユーザーは多いでしょう。
ココナラの評判・口コミ
良い評判・口コミ
イラストレーターに依頼できるから良い
ココナラってアプリ良いですね。
イラストレーターさんに依頼出来るので
とても良いです。🙆🏻— black麻凛のサブ🥦🚬 (@maline_420sub) June 29, 2021
プログラミングで稼ぐなら一番良い
プログラミングで稼ぎたいならココナラが一番良い
〇料金を自分で設定できる
〇営業をしなくて良い
〇やりたい仕事だけできる
〇実績を積めば積むほど仕事が増えるクラウドソーシングで営業するならココナラを極めた方が楽です
案件が自動で降ってくるので!#駆け出しエンジニアと繋がりたい— はち@pythonで月5万の副業収入 (@hachi_python) June 4, 2021
悪い評判・口コミ
手数料が高い
ココナラもやりとりに良いかなって思うんだけど手数料高いんだよね
— 立石ヨツギ@有償依頼受付中 (@4_tsugi) June 29, 2021
今はマシになったけど手数料が高い
ココナラの手数料は高いわよね。。
まあ以前は25%とられてたから
今はちょっとマシだけど、、高いわよね👹あとオススメにのってるのはプラチナランクばかりだから
Twitterで集客してまずは10件売ってシルバーランクを目指しましょう!!— ブロ子@ブチ切れイラストレーター (@bloko_nasu) June 21, 2021
まとめ
ココナラは他のクラウドソーシングサービスとは異なり、自分のスキルや趣味を活かした仕事を出品し依頼を受注するため、納期や販売価格を自分で設定できる自由度の高いクラウドソーシングサービスです。
一方、出品者数も多いため自分の魅力や個性を売り出さなければ受注を獲得するのが難しいという面があります。