Uペイの評判・口コミ・手数料・入金サイクルなどを解説

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Uペイ

「Uペイは導入費用は安い?」「決済手数料は安いの?」など疑問を抱いている方も少なくありません。

結論からいうと、Uペイは決済端末無料で利用できるため、導入コストを抑えてモバイル決済サービスを導入することが可能です

また、個人事業主・医療店舗あればいくつかの条件を満たせれば決済手数料1.9%〜2.5%で利用できるため、当てはまる方は利用をおすすめできるサービスです。

一方で、入金サイクルは月に1〜2回で即日入金なども対応していないため、キャッシュフローを重視する方にはおすすめできません。

このページでは、ECコンサルタントである筆者が「Uペイ」の特徴や利用前に知っておきたいポイントを解説します。

一読することで「そもそもUペイを利用すべきか」など失敗しないためのポイントがわかります。

目次

Uペイとは?

Uペイとは、株式会社USENが運営している店舗向け決済端末無料レンタルサービスです。

充実のサポート体制があり、およそ60万以上の店舗と取り引きをおこなっているため、信頼と実績が高いサービスであることがUペイの特徴です。

決済はクレジットカードだけではなく、交通系電子マネーにも対応しています。

Uペイに限らずキャッシュレス決済を導入するには「スマホもしくはタブレット」と「決済端末」が必要となり、UペイではIOS端末とUSENが提供しているAndroid端末(タブレット)にのみ対応しています。

Uペイの3つの特徴

1. 決済端末が無料レンタルできる

Uペイでは、決済端末を無料でレンタルすることが可能です

他の決済サービス各社は定期的に端末代金が無料になるキャンペーンなども行っていますが、常に無料で端末を提供するのはUペイくらいです。

モバイル決済サービス 決済端末代金(税込)
Uペイ 無料
Airペイ 20,167円
Square 8,778円〜51,678円
楽天ペイ 19,800円
STORES決済 19,800円

※上記通常時の端末料金です。

端末代金が無料となるため、Uペイの導入にかかる費用はプリンター代金として17,600円(税込)のみです。

そのため、導入コストを抑えてキャッシュレス決済を導入できます。

さらに端末のトラブルや障害が発生したとしても、無料で交換できるため安心して利用できるサービスであるといえます。

2. 条件を満たせば決済手数料が業界最安値になる

通常時のUペイの決済手数料は3.24%〜と平均的ですが、個人事業もしくは医療店舗でいくつかの条件を満たせれば業界最安値の決済手数料で利用できます

個人事業主の場合:決済手数料2.5%

個人事業主で以下の条件を満たせれば、MasterCardでの決済手数料が2.5%となります

適用条件はそこまで厳しくはないので当てはまる方もたくさんいると思います。

条件:以下の加盟店であること

  • MasterCardカードを初めて取扱う
  • MasterCardの年間取扱高が2,500万円以下
  • MasterCardブランドを顕著に推奨掲載し、Mastercardブランドを推奨する
  • MasterCardブランドを取り扱う決済端末が1社

他のモバイル決済サービスでは、MasterCardの決済手数料は3.24%が多いことから、条件が適用されれば約1%決済手数料が安くなります

例えば、年間1,000万円分がMasterCardで支払われると10万円分お得になるため、長期的に考えると手数料が安いサービスを利用すべきであると言えます。

医療店舗の場合:決済手数料1.9%

医療店舗として認められれば、Visa・MasterCardでの決済手数料が1.9%となります

条件としては、医療法第一条の5に定める病院または診療所、即ち医師又は歯科医師が医業又は歯科医業を行う場所が対象となります。

医療店舗・対象業種の例

  • 総合病院
  • 精神病院・メンタルクリニック
  • 各種クリニック・一般診療所
  • 歯科診療所・歯科クリニック

他社のVISA・MasterCardの決済手数料3.24%が一般的であるため、かなり安くなるというのが特徴です。

審査に関しては、加盟店審査の他にも医療店舗対象業種かどうかの審査も行われます。

3. 「UペイUQ」も申し込めばQRコード決済にも対応できる

UペイだけではQRコード決済に対応していないため、「UペイQR」も併用して利用するのが良いでしょう。

UペイQRは、月額無料・手数料3.24%で利用できるQRコード決済を1つにまとめられるサービスです。

以下のQRコード決済に対応しています。

  • PayPay
  • d払い
  • Line Pay
  • メルペイ
  • AliPay
  • WeChatPay(微信支付)

一般的にQRコード決済を利用する際はそれぞれのアプリを立ち上げなければなりませんが、UペイQRがあれば一つだけで済むというメリットがあります。

そのため、アルバイトやパートスタッフでも操作を覚えやすくなるため、教育コストを軽減できます。

Uペイの利用前に知っておきたい3つの注意点

1. スマホやタブレットは自分で用意した方が良い

Uペイを利用する際は、ご自身でIOS端末を用意するのが良いといえます

前提として、Uペイに限らずキャッシュレス決済を導入するには「スマホもしくはタブレット」と「決済端末」が必要となり、対応しているのはIOS端末とUSENが提供しているAndroid端末(タブレット)のみです。

USENが提供しているAndroid端末は無料でレンタルすることもできますが、おすすめできない理由としては以下の3つです。

  1. 無料でレンタルするにはUSENサービスを一緒に契約しなければならない
  2. USENサービスを契約しない場合は22,000円かかる
  3. 提供されるLenovoのタブレットは容量が2GBしかない

例えば、中古のiPad mini3であれば1万円程度で購入でき、仮にUペイから別サービスに変えるといった際でもそのまま利用できるため、個人的には中古のiPadを購入するのが良いと思います。

2. 利用できるまでに6週間程度かかる

Uペイは導入して利用可能になるまでに6週間程度かかります

以下は主要モバイル決済サービスの導入日数を比較した表です。

モバイル決済サービス 導入までの日数の目安
Uペイ 6週間
Airペイ 2週間
Square 即日〜3営業日
楽天ペイ 1〜2週間
STORES決済 2〜5営業日

上記の通り、導入までにかかる日数は他社と比べて長いのがデメリットです。

急ぎの場合は、他のモバイル決済サービスを利用するのが良いでしょう

3. オンライン決済を利用するには月19,800円〜かかる

Uペイ単体では、オンライン決済に対応していません

そのため、宿泊施設などのオンライン決済が求められる業種の場合は、USENが提供している別サービスである「UPLINK」を利用する必要があります。

UPLINKを使ったオンライン決済では、決済手数料3.6%でVISA・JCBなど主要6ブランドのクレジットカード決済の利用が可能ですが、月額で19,800円かかり24ヶ月契約となるため導入コストが高いというのが難点です。

コストが高い分機能は充実しており、店舗アプリを作成をメインに決済が可能となります。

店舗アプリが必要ない方は別のオンライン決済サービスを検討するのが良いでしょう。

Uペイにかかる料金・費用

Uペイを導入する際にかかる費用は以下の通りです。

費用項目 料金
初期費用 0円
月額費用 0円
スマホ・タブレット端末 iOS端末:自己負担
USEN専用端末:22,000円
プリンター 17,200円
決済手数料 3.24%〜

プリンターに関しては、「小売業」でUレジ未導入の場合は必須で購入しなくてはなりません。

端末代金がない分、他社と比べて導入費用は安いほうです。

入金サイクルは月1〜2回で即日入金に対応していない

売上金の入金サイクルはクレジットカードと電子マネーで異なります。

決済方法 回数 入金日
クレジットカード 月2回 月末(1〜15日の売上)
翌月15日(16日〜31日の売上)
電子マネー 月1回 翌月末(1〜31日までの売上)

例えば「Airペイ」では月に最大6回入金のでき、スクエア即日入金に対応しているため、入金サイクルにおいては他社と比べて劣っています

キャッシュフローを重視する経営者の方であればAirペイやスクエアも方が向けているため検討することをおすすめします。

Uペイの評判・口コミ

良い評判・口コミ

手数料が3.24%と安く、機器も貸してくれるのはありがたい

キャッシュレス払いが一元管理できて便利そう

悪い評判・口コミ

決済出来ないとか不具合が多い

Uペイ連携システムがそもそもおかしい

まとめ

Uペイをまとめると以下の通りです。

  • 決済端末を無料でレンタルできる
  • 条件を満たせば決済手数料は1.9〜2.5%と業界最安値になる
  • UペイQRも申し込めばQRコード決済を一括対応できる

一方で、入金サイクルが他社比べると悪いため月に2回以上入金が欲しいという方は「Airペイ」などのサービスの利用を検討するのが良いでしょう。

このページがあなたにとって有益になることを心より祈っています。

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