WiLL Mailの利用を検討している方の中には、「どんな機能や特徴があるのか」、「料金はどれくらいなのか」など気になっている方は多いです。
WiLL Mailは誰でも簡単にHTMLメールが作成でき、高度で分かりやすい分析機能が追加料金なしで利用できるため、ネットに詳しくない方でもおすすめできるメール配信サービスです。
一方で、利用者それぞれに合わせてカスタマイズできない・無料トライアルで顧客にメール送信ができないなどの注意点も存在します。
このページでは「WiLL Mail(ウィルメール)」の特徴や利用前に知っておきたい注意点を解説します。
すべて読むことで「そもそもWiLL Mailを利用すべきか」など失敗しないためのポイントがわかります。
WiLL Mail(ウィルメール)とは?
WiLL Mail(ウィルメール)は、株式会社サパナが運営するメール配信サービスで、高性能な分析機能と直感的な操作で作成できるHTMLメールが特徴です。
また、ステップメール機能はもちろん、Googleアナリティクスとの連携や、PC向けHTMLメールを自動でスマホ向けに最適化してくれるので、メルマガ業務の効率化が図れます。
上位プランでは、顧客リストをデーターベースで管理でき、セグメント設定も可能なので、特定の条件で絞った顧客への一斉メールも、簡単に行えます。
WiLL Mailの4つの特徴
1. HTMLメールが直感的に作成できる
WiLL Mailでは、作成画面に画像やテキストをドラッグ&ドロップするだけで、簡単にHTMLメールが作成できます。
通常、HTMLメールを作成するには、必要最低限の知識が必要でしたが、WiLL Mailでは直感的な操作で簡単に作成できるので、ネットリテラシーの低いスタッフでも業務を任せられます。
HTMLメールは、テキストメールに比べて反応率が高いので、業務の効率化を図ると共に、成約率アップも期待できます。
2. 高度な分析機能が追加料金なしで利用できる
WiLL Mailでは、ヒートマップ分析やファーストタッチ分析などの高度な分析機能が、どのプランでも追加料金なしで利用できます。
高度なだけでなく、分析画面が誰が見ても分かるように、シンプルな設計になっているので、開封率やコンバージョンが一目で理解できます。
そのため、分析業務の時間短縮に繋がりますので、本格的な分析を効率良く行いたい方におすすめです。
3. PC向けのメールを自動でスマホ対応してくれる
WiLL Mailでは、PC向けに作成したHTMLメールを、自動的にスマホに最適化してくれるので、大幅な時間短縮が図れます。
これまでは、PC用とスマホ用にそれぞれ分けて、メルマガ配信メールを作成していましたが、WiLL Mailを導入することで、これらの業務の必要が無くなります。
メルマガ配信における無駄な手間を省き、さらに業務を簡略化できることで、どのスタッフでもメルマガ配信を任せることができます。
そのため、企業全体の業務をより円滑に進めることが可能です。
4. 環境に合わせてプランが変更できる
WiLL Mailでは、2つのプランが用意されていますが、月ごとにプラン変更が可能なので、毎月の状況を考えて、最適なプランを選べます。
また、料金形態も従量課金制と定額制の2種類あり、これらも月ごとに変更が可能です。
そのため、基本は従量課金制を選び、大量メルマガ配信を行う月は、定額制にするなど計画的な運用が可能です。
これにより、毎月のコストを抑える効果が期待できます。
WiLL Mailの利用前に知っておきたい3つの注意点
1. 無料トライアルの機能がイマイチ
WiLL Mailでは、導入前の無料トライアルを推奨していますが、試用期間が14日間のみで、一度に送れるメール数は5通までです。
また、作成可能なフォームも5つまでで、ページのPV数は100までに制限されています。
さらに、あくまで会社での導入テストが目的なので、実際に顧客に対してメール配信を行うことはできません。
そのため、無料トライアルで実践的な運用を試したい方には、おすすめできません。
2. 一部機能を利用するには追加料金が必要
WiLL Mailでは、クリックカウント用のURLを独自ドメインで行いたい場合、月額5,500円の追加料金が必要です。
また、メール登録フォームの作成にも、月額3,300円の追加料金が必要で、両方の機能を使用したい場合は、月額料金が大幅に上がります。
そのため、これらのオプションを追加料金なしで利用したい方や、毎月のランニングコストを抑えたい方にはおすすめできません。
3. スタッフごとに合わせたカスタマイズはできない
WiLL Mailを導入後、全ての利用者が同じ設定で運用する必要がありますので、スタッフごとの好みに合わせたカスタマイズができません。
そのため、スタッフの個性に合わせて、使いやすいように設定したい方には、おすすめできません。
WiLL Mailの料金プラン・かかる費用
WiLL Mailでは、シンプルプランとプレミアムプランの2種類あり、それぞれ初期費用は無料です。
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
シンプルプラン | 月額4,400円~ |
プレミアムプラン | 月額11,000円~ |
プレミアムプランでは、顧客のリストをデータベース化が可能で、条件を設定してセグメントをかけられるので、シンプルプランより業務の効率化が図れます。
一方、表の月額料金はあくまで目安なので、具体的な金額に関しては、問い合わせが必要で、それぞれに合ったプランが提案されます。
初期費用が無料なので、かかる費用は一般的と言えますが、問い合わせによって料金が変動する可能性もありますので注意が必要です。
14日間の無料トライアルが用意されているので、まずはそちらで使用感を試してみると良いでしょう。
WiLL Mailの評判・口コミ
良い評判・口コミ
ジムのスタッフなのにウィルメールの使い方マスターしたのほんま意味わからんくておもろい
— 自粛できないカス (@takaprop) September 18, 2019
ウィルメールは人気のメール配信システムですが、使いやすさや評判はどうでしょうか。
HTMLメールのエディター機能が便利で、ブログ感覚でHTMLメールを作れます。さらに、ステップメールを送れたり、メールの分析機能も豊富です。
引用:Facebook
悪い評判・口コミ
関係ないけど、今日めちゃくちゃウィルメールがきて警告で削除してる。
なんだろ。 仕事できないっていうかだめだあたし。もっとやらなきゃ。椎名林檎、かけてがんばる。— 店長リク (@fromriku) February 5, 2010
DropBoxを装ったウィルメール鬱陶しい。大量に送りつけられたから気づいたものの、1個だけなら押してたかもしれない。
— へろぽん@ (@heropom) September 11, 2017
まとめ
WiLL Mailは、直感的なHTMLメールや高度な分析機能が利用でき、これまで以上にメルマガ配信業務の効率化が期待できます。
料金プランや料金形態も、毎月自由に切り替えることができるので、コストを最低限に抑えられます。
一方で、サービスのカスタマイズ性に欠ける点や、無料トライアル機能が顧客を対象としていない点など、いくつか注意点もあります。
ですが、WiLL Mailを導入することで、メルマガ配信が簡略化されるので、配信業務の無駄を省きたい企業におすすめです。