ゼウス決済の特徴・評判・口コミ・手数料・導入事例を解説

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ゼウス決済

「ゼウス決済はどんな特徴があるの?」「申し込みから導入までの期間はどのくらい?」「手数料は安いの?」など疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、ゼウス決済は最短3営業日の決済サービス導入が可能であるため、すぐに決済サービスを稼働させたい方におすすめの決済代行サービスです

また、対応するクレジットカードの種類が他の決済代行サービスと比較して多いので、販売の機会損失を防ぎます。

一方で、決済手数料のほかに、決済処理ごとに売上処理料として30円の費用が発生するため、売上が高いECサイトの場合は他社と比較して手数料が割高になる可能性があるので注意が必要です。

このページでは、ECコンサルタントである筆者が「ゼウス決済」の特徴や利用前に知っておきたいポイントを解説します。

この記事を読むことで、ゼウス決済で失敗しないためのポイントがわかり、導入すべきかどうか判断できます。

目次

ゼウス決済とは?

ゼウス決済は、SBIホールディングスの子会社で、設立25年以上の老舗決済代行会社です。

24時間対応のコールセンターを運営しているため、緊急時のサポートが充実しているのが特徴です。

その他の特徴を簡潔にまとめると以下のとおりです。

  • ECサイトと実店舗の売上管理の一元化できる
  • 顧客ニーズに合わせた決済方法と課金方式を選択できる
  • 14.000サイト以上の導入実績がある
  • 最短3営業日での導入が可能
  • 対応している決済方法が多い

ゼウス決済の3つの特徴

1. 最短3営業日での決済代行サービスの導入が可能

ゼウス決済は、申し込みから最短3営業日で決済代行サービスが導入可能です。

ECサイトの開設や、店舗の開店時期が迫っている場合に、特に有効といえます。

スピード導入に対応しているクレジットカードはVISA/Mastercardブランドのみです。

他カードの審査期間は、2〜10営業日となります。

2. 対応するクレジットカードが30社以上と豊富

ゼウス決済は、VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners、ディスカバーの国際カードブランドを始め、30社以上のクレジットカード会社に対応しています。

他の決済代行サービスと比較し、対応するクレジットカード会社の数が多いので、販売の機会損失を防ぎます。

決済代行サービス 対応するクレジットカード会社の数
ゼウス 31社
ペイパル 3社
DGFT 5社
SBペイメントサービス 6社
PAYGENT 5社

例えば、お客様がJALカードのみ所持し、決済代行サービスが主要なVISAやJCBカードしか対応していないとします。

対応するクレジットカードがないので、お客様は口座振り込みなど別な支払い方法が必要になったり、商品購入を諦めたりとデメリットが大きいです。

ゼウス決済は、他社と比較して対応するクレジットカード会社の数が多いので、販売の機会損失を防ぐことができるといえます。

3. 24時間365日コールセンターの運営体制

ゼウス決済は、24時間365日コールセンターが運営しているので、緊急時のサポートが手厚いです

例えば、お客様が夜間にクレジットカード決済の失敗した場合、クレジットカードの決済画面にコールセンターの番号が乗っていれば問い合わせが可能。

夜間でもゼウススタッフがトラブルに対応するので、ECサイトの運営社は緊急対応する必要がなく、お客様もトラブル解決につながるので注文を諦めることもありません。

常にコールセンターのサポートが受けられるので、ゼウス決済は、緊急時のサポート体制が手厚いといえます。

ゼウス決済の利用前に知っておきたい3つの注意点

1. クレジットカード決済では売上ごとに手数料が毎回30円発生する

ゼウス決済では、クレジットカードの決済手数料のほかに、決済が発生するたびに「売上処理料」として30円の費用がかかります

他の決済代行サービスと比較してもゼウス決済の売上処理料は高いといえます。

決済代行サービス 売上処理料 決済手数料 月額費用
ゼウス決済 30円 3.5% 3,000円
STORES決済 無料 3.24% or 3.74% 無料
Square 無料 3.6%
※JCB3.9%
無料
ソニーペイメントサービス 無料 3.5% 無料
PAYGENT プランA 5円 3.3% 5,000円
PAYGENT プランB 4円 2.8〜3.2% 10,000円

1月の売上が多数発生するECサイトなどでは、手数料が他社と比較したときに手数料が割高になることもあります。

自社サイトの商品決済後の手数料が、いくらになるかシミュレーションして、費用が割高にならないか確認しましょう。

2. 複数サイトに決済システムを導入するには個別契約が必要

ゼウス決済は、複数サイトに決済システムを導入する場合、個別契約が必要です

各サイトに決済システムを導入すると、サイトごとに支払いや売上管理が必要となり、決済システムの運用が煩雑になります。

複数サイトを共通IDで運用したい場合、DGフィナンシャルテクノロジーなど他社サービスが共通IDでの複数サイトの運営に対応しています。

複数サイトを共通IDで管理したい場合、他社サービスの導入も検討しましょう。

3. 決済端末はQRや電子マネー決済に対応していない

実店舗に使用する決済端末やPOSレジはレンタル可能ですが、QRや電子マネー決済に対応していません

キャッシュレス決済を利用するお客様は、クレジットカード決済だけでなく、QR決済(PayPayやLINE Pay)や交通系の電子マネーでの支払いの要望は大きいです。

実店舗の運用で決済端末をレンタルする際には、QR決済や電子マネー決済に対応する必要があるか検討したうえで、導入しましょう。

ゼウス決済にかかる料金・決済手数料・費用

ゼウス決済を導入する際にかかる費用は以下の通りです。

初期費用 0円
月額費用 3,000円
決済手数料 3.50%
売上処理料 30円
入金サイクル 月末締め /  翌月末払い

決済手数料は3.5%と平均的ですが、他社と比較して売上処理料は割高です

決済が発生するたびに売上手数料として30円追加で費用が発生するので、1月の売上が多数発生するECサイトなどでは、他の決済サービスと比べ手数料が割高になる可能性があります。

入金サイクルは、「早期入金サービス」の有料オプションを利用することで月2〜3回に増やすことができます。

ゼウス決済の評判・口コミ

良い評判・口コミ

決済できるクレカの種類と手数料の安さならゼウスが上等

悪い評判・口コミ

ゼウスで二重決済となってしまいました

ネットショッピングで決済代行会社がZeusだと決済に失敗するなぁ

ゼウス決済の導入事例

1. 株式会社ヘルツ

ゼウス決済 導入事例

出典:herz-bag.jp

株式会社ヘルツは、1973年に創業した、オーダメードの革鞄・革製品の手作りの会社です。

2000年からECサイトを運用していたが、クレジットカードの支払いに対応するため決済代行会社の導入を検討していた。

仮売り期間の設定による課金方法に対応できるシステムのゼウス決済を導入しました。

ゼウス決済を導入し、仮売り期間を設定したことで今まで8週かかった納期が、6〜7週で対応可能となり、業務効率化と納期の短縮に繋がりました。

2. 株式会社ミッド・インターナショナル

ゼウス決済 導入事例

出典:bigsize.co.jp

株式会社ミッド・インターナショナルは、ウエスト100cm以上の大きいサイズを販売するメンズアパレル会社です。

他社のクレジット決済サービスを利用していたが、購入時の支払いメールのやりとりの煩雑さから、ゼウスのクレジット決済サービスを導入。

注文から決済完了まで、カート上のお客様情報入力画面内で全て完結させることができ、業務効率化を実現。

顧客満足度の向上にも繋がりました。

3. マルサンアイ株式会社

ゼウス決済 導入事例

出典:maruchoku.com

マルサンアイ株式会社は、味噌・豆乳などの大豆加工品を生産、販売している食品メーカーです。

導入の背景は、ショッピングカートとクレジット決済の連動によるクレジット決済代行会社を探していました。

また、定期購入の継続課金が可能な決済会社がゼウス決済しかなく、ザウスの決済サービス導入を決定。

ショッピングカートとクレジットカード決済の連携、さらに売上管理画面での継続予約管理ができるようになったことで、管理コストと人的コストの削減に繋がりました。

まとめ

他社の決済サービスと比較して優れている点は、決済サービス導入まで最短3日で対応し、対応するカード会社が30社以上と多いので、販売の機会損失を防ぎます。

また、24時間365日対応のコールセンターを運営しているので、トラブル時の対応サポートが手厚いことです。

注意する点は、決済が発生するたびに売上処理料として30円追加で費用が発生するので、1月の売上が多数発生するECサイトなどでは、他の決済サービスと比べ手数料が割高になる可能性があります。

この記事を読んで、ゼウス決済の導入可否に役立ててください。

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