「メッセージプラスにはどんなシステムなのか」「ほかのシステムと比べてお得なのか」など導入前に気になっている方も少なくありません。
メッセージプラスはFAXデータの他に、音声データもクラウド上に保管でき、いつでもどこからでも確認することができます。
一方、フリープランやトライアルプランがないためサービス導入へのハードルが高いと感じさせてしまうでしょう。
このページでは「メッセージプラス」の特徴や利用前に知っておきたい注意点を解説します。
すべて読むことで「そもそもメッセージプラスを利用すべきか」など失敗しないためのポイントがわかります。
メッセージプラスのリアルな評判
実際の悪い口コミ
音声ファイルは聞き取れないことが多い
メッセージプラスを使ってるんだけどね、音声ファイルで送ってくれても、聞き取れないケースが多いし。だけどFAXいらないかというと、たまーに必要になる。メッセージプラスに音声認識の機能がつけば一番いいのだけど。
— 後藤道則 (@gmiti) December 11, 2016
なんのメリットがあるのかわからない
メッセージプラスは使用していますが、Fax@adapterになんのメリットがあるのかがいまいちよく判りません。パソコンにつながなきゃいけないし、たかがアダプタが、スキャナや家庭用FAX複合機を買った方が安いんじゃないかと思うくらいの値段というのが…。
— 後藤道則 (@gmiti) May 2, 2012
実際の良い口コミ
ネットFAXの中で一番使いやすい
ネットFAXは、メッセージプラスが一番使いやすかった。
留守電機能あると意外に便利だし、UIもシンプルで良い。
1000円くらいで使える。
ただし番号は050eFaxは全国57の市外局番から選べるのが利点だけど、高いしイマイチだった。
たくさん送信にも使うならeFax良いけど、受信だけなら微妙。
— やさぐれ店長 (@TON_selfhelp) May 24, 2022
受信は便利
メッセージプラスというインターネットFAXについて。
かれこれ導入して1年。
受信は便利。いつでもどこでもスマホで閲覧できるし、
何より重要なFAXをヤギに食われる心配がない。... http://t.co/etRcHrwDx6— あさひや農場 (@asahiyafarm) October 13, 2013
メッセージプラスが選ばれる4つの理由
1. 留守番電話として音声データを保存できる
メッセージプラスはFAX情報だけでなく、留守番電話として音声データを保存することもできます。
留守番電話が入り音声データがクラウド上に保存されると、着信があったという通知がスマホに届きます。
FAXだけでなく留守番電話も外出先で確認できることで、外出時でも遜色なく顧客からの問い合わせにリアルタイムに対応できるようになるでしょう。
また外出先でも着信の有無を確認できるため、電話代行サービスを新たに契約する必要もありません。
クラウド上に保存された音声データは、電話番号別や着信日時などの条件ごとにリスト化されるため、いつのどんな内容の音声データなのかと迷うこともなくなるでしょう。
2. 外出先でもスマホでFAXの受信状況を確認できる
メッセージプラスではパソコン以外にもiPhone、iPad、android等の端末からアクセスが可能です。
メッセージプラスでは送受したFAXや音声データはクラウド上に保管されるため、パソコン以外の端末からであってもFAXを確認することができます。
スマホからアクセスすることで「いつでも」「どこでも」すぐに着信状況を確認できるのはうれしいポイントです。
また、スマホのメッセージプラスアプリを使うことで、着信状況確認のためにいちいちブラウザを開かずとも、アプリを起動させてスムーズに確認が可能になります。
3. 受信したFAXデータに手書きで書き込みできる
メッセージプラスは書き込みが必要な書類でも手書き機能によってデータ上で完結します。
手書き機能とはその名の通り、受信したFAXデータに対して手書きで加工できる機能です。
従来であれば書き込みが必要な書類は、一度印刷して手書きでサインなどを加えたり、データとして送付する際には再度書き込みを加えたデータを読み取る必要がありました。
しかし、メッセージプラスの手書き機能を使えば、FAXデータを印刷することなくデータ上で書き込みができるため、コピー用紙や業務の無駄を削減できます。
さらにスマホからでもこの手書き機能はつかえるため、印刷用紙のない出先でもすぐに書き込みを加えて返信できるのです。
4. FAXデータをメールに転送できる
メッセージプラスには受信したFAXデータを転送するメール配送機能があります。
出先でFAXデータを確認できても、社内のほかの社員に確認が必要な場合やFAXデータを共有したいときにメール配送機能を使うことで、FAXデータを転送できます。
メール配送先のアドレスは最大10件まで設定できるため、データの共有が必要な関係者のアドレスも登録しておくとよいでしょう。
メッセージプラスの利用前に知っておきたい3つの注意点
1. 割り当てられる番号は050番号のみ
メッセージプラスで割り当てられる番号は050番号に固定されています。
地域や場所とは無関係に使用できる番号である反面、050番号は誰にでも設定できる番号であるため市外局番と比べて信頼度が低いという認識をもつユーザーもいるので注意が必要です。
2. 050番号以下の番号は自由に設定できない
メッセージプラスでは050番号が固定な上、050以下の番号も自動で設定されてしまいます。
番号設定のタイミングはメッセージプラスの申し込みからクレジットカードによる決済が済んだ時点で番号が設定されるのです。
番号が自分で選択できないため、覚えやすい番号に設定したり、語呂合わせの番号にするといった工夫ができないため注意が必要です。
3. フリープランやトライアルによるお試しができない
メッセージプラスではトライアル期間やフリープランがないため注意が必要です。
トライアル期間やフリープランを導入しているサービスもあるため、フリープランがない場合いきなり初期費用や月額料金を払わなければいけないため導入しづらいと感じさせてしまうでしょう。
メッセージプラスの料金プラン・手数料
メッセージプラスの料金プランについて紹介します。
月払い(税込) | 年払い(税込) | |
---|---|---|
登録手数料 | 1,100円 | 0円 |
月額料金換算 | 1,045円 | 871円 |
年間料金 | 12,595円 | 10,450円 |
メッセージプラスには年払い、月払いの2つの料金プランがあります。
年払いなら月払いの10ヶ月分で1年間運用でき、約2か月分の月額料金を抑えられるのです。
メッセージプラスはFAXの受信には料金がかかりませんが、メッセージプラスユーザー以外はFAX送信の際には1件につき15円の送信料金が必要になります。
1件15円の送信料金もほかのサービスと比べて少し高めで、FAX送信の機会が多い場合には「eFax」や「MOVFAX
」などと比べて運用費が高くなってしまうでしょう。


まとめ
メッセージプラスは専用のアプリを使用することで、出先であってもよりスムーズに顧客から受信したFAXデータや音声データを確認できるようになります。
一方、データの送信には1件15円とほかのインターネットFAXサービスに比べて少し高めの値段設定がされているため注意が必要です。