タイムズペイの利用を検討している方の中には「どんな特徴がある決済システムなのか」、「料金はどれくらいかかるのか」など気になっている方が多いです。
結論から言うと、タイムズペイは専用タブレットを用いて場所を選ばずにカード決済ができるため、店舗以外にも訪問販売や屋外イベントにて商品を販売する方におすすめです。
一方で、決済には専用タブレットが必要なことや、QRコード決済には対応していないため事前に注意が必要です。
このページでは「タイムズペイ(Times PAY)」の特徴や利用前に知っておきたい注意点を解説します。
すべて読むことで「そもそもタイムズペイを利用すべきか」など失敗しないためのポイントがわかります。
タイムズペイ(Times PAY)とは?
タイムズペイは、パーク24株式会社が運営するモバイルスマホ決済システムで、場所を選ばず、どこでもカード決済が導入できます。
また、契約時に、「タブレット」、「カードリーダー」、「プリンター」といった、タイムズペイの利用に必要な環境を全て提供してくれるため、電子機器に詳しくない方でも安心して利用できます。
さらに、タイムズペイは365日体制のサポートを完備しているので、トラブルが起きた際も迅速に対応してくれます。
タイムズペイ(Times PAY)の3つの特徴
1. 訪問販売でもカード決済が利用できる
タイムズペイは、必要機材が全て無線で繋がっているので、店舗内だけでなく訪問販売や屋外イベントでもカード決済が可能です。
決済に必要な専用タブレットはレンタルすることになりますが、auの4G回線に対応しているので、Wi-Fiを利用したネット接続を心配する必要がありません。
auの4G回線は、対応範囲が広いので、安定した決済が可能です。
2. 1年間の保証が付いている
タイムズペイでは、契約時に「カードリーダー」、「プリンター」、「タブレット」が届きますが、カードリーダーとプリンターは1年間の保証が付いています。
そのため、利用中に故障した場合は、無償で交換対応してくれます。
また、不注意による破損は保証の対象外ですが、対象外であっても、担当者と相談し、修理費用を減額してくれる場合もあるので、修理にかかる費用を抑えられます。
3. 初期設定は専属スタッフが行ってくれる
タイムズペイは、導入時に必要な初期設定は、専属スタッフが全て行ってくれます。
そのため、電子機器の扱いに詳しくない方や、初期設定が面倒に感じる方でも、簡単に導入できます。
タイムズペイ(Times PAY)の利用前に知っておきたい3つの注意点
1. 専用タブレット以外で利用できない
タイムズペイは、サービス導入時に専用タブレットをレンタルしますが、それ以外のタブレットでは利用できません。
そのため、普段店舗で利用しているタブレットでタイムズペイの導入を検討している方にはおすすめできません。
2. QRコード決済には対応していない
タイムズペイは、あくまでカード決済を前提とした決済システムなので、PayPayやLINEPAYなどのQRコード決済には対応しておりません。
そのため、カード決済だけでなくQRコード決済も導入したい方には、おすすめできません。
3. サービス利用開始までに時間がかかる
タイムズペイは、契約からサービス利用開始までに、3週間~2か月ほどの期間がかかる場合があります。
現状、事業者からのキャッシュレス化の相談が多く、さらに初期設定などのサポートにも力を入れている点から、導入までにはそれなりに時間が必要となります。
そのため、今すぐにカード決済を導入したい方にはおすすめできません。
タイムズペイ(Times PAY)にかかる料金・費用
初期費用 | 38,000円 |
---|---|
月額料金 | 無料 |
タブレット料金 | 無料(通信費込み) |
タイムズペイは、月額料金が無料ですが、初期費用として38,000円がかかります。
サービス利用に必要な「カードリーダー」、「プリンター」の代金は、初期費用に含まれており、タブレットは通信費含め無料でレンタル可能です。
ですが、「Airペイ」や「楽天ペイ」は、スターターキャンペーンとして、カードリーダーの初期費用が実質無料となっているのでタイムズペイの初期費用は少々高めと言えます。
決済手数料は3.24%〜3.74%
タイムズペイの決済手数料はカードブランドによって異なりますが、3.24%〜3.74%です。
決済手数料は他社も同じであるため、決済手数料は差別化要素にはならないため注意が必要です。
タイムズペイ(Times PAY)の評判・口コミ
タイムズペイ導入で、カードでお支払いいただけるようになりました~✨
モバイルなのでイベントにも持って行けます。
でもホームページの方ではまだなの~(>_<)#猫 #陶芸 #タイムズペイ #クレジットカード #カード払い pic.twitter.com/FgBC40X3FQ— 正木 卓 (マサキ タカシ) (@takfukinoto) June 3, 2019
2ヶ月ぐらい経つけど、楽天ペイの端末が届かない
来月の半ばまで待って来なかったら、エアペイに申請する
今のタイムズペイも悪くないけど入金サイクルに不満がある
タイムズペイは月に2回入金サイクルだが、月4回じゃないと現状厳しいな…— Cafe & Malt Bar Orkney (@tahisyun17) January 20, 2021
タイムズペイ(Times PAY)の導入事例
1. フィデスレディースクリニック田町
フィデスレディースクリニック田町は、東京にある産婦人科です。
クリニックの開業に伴い、患者の利便性や機会損失を防ぐために、キャッシュレス化を検討しており、持ち運びが可能で、個室でも対応ができるタイムズペイを導入。
その結果、スムーズな決済が可能となり、患者とクリニックそれぞれのニーズを満たすことができました。
2. 株式会社ヴィエント
株式会社ヴィエントは、1992年に開業し、水泳大会の会場などで、競泳用の水着や関連商品を販売しています。
一方で、海外からのお客様も多く、カード決済を求められても対応できないことが多くありました。
その後、カード決済のニーズに応えるためにタイムズペイを導入し、売り上げが1.5倍に上昇。
今でも、売り上げの20%をカード決済で対応しているそうです。
3. 不老園正光
不老園正光は、1848年から続く、名古屋の老舗和菓子店です。
長年経営していく中で、カード決済のニーズを肌で感じてはいましたが、導入のハードルが高い印象があり、躊躇していました。
レジごと変えないと思っていた所に、タイムズペイを知り、すぐに導入。
その結果、1人あたりの客単価がアップし、来店効果も実感しているようです。
まとめ
タイムズペイは、場所を選ばずにカード決済が導入可能で、初期設定は専属スタッフが行ってくれるので、電子機器に詳しくない方でも、安心して利用できます。
一方で、タブレットが指定されている点や、QRコード決済には対応していない点など、いくつかの注意点もあります。
ですが、タイムズペイのタブレットは、4G回線なので、Wi-Fiなどのネット環境を心配する必要がありません。
そのため、店舗以外にも訪問販売や屋外イベントを良く利用する方に、おすすめの決済サービスです。