大切にしていたぬいぐるみも、長年部屋に置いておくと少しずつ汚れが目立ち始めます。
さらに汚れだけでなく、ほこりやダニも気になりますよね。
特に小さい子供が使うぬいぐるみは抱っこや一緒に寝たりすることもあるため、定期的にお手入れをしてきれいな状態にしておくことが大切です。
このページでは、ぬいぐるみのクリーニング頻度や料金、さらにおすすめのぬいぐるみクリーニング業者をご紹介します。
ぬいぐるみをクリーニングに出す頻度とタイミング
ぬいぐるみは素材や遊び方によって汚れ具合も変わってくるため、クリーニングに出す明確な推奨というものはありません。
そのため、ぬいぐるみは使い方でクリーニングの出すタイミングを見極めてください。
クリーニングに出す頻度 | クリーニングのタイミング | |
---|---|---|
乳児用ぬいぐるみ | 1週間~1か月に1度 | こまめに洗濯 |
子供用ぬいぐるみ | 2~3か月に1度 | 汚れが気になりだしたら |
装飾用ぬいぐるみ | 半年に1回 | 衣替えのシーズンに |
乳児用のぬいぐるみは、口に入れる可能性や衛生面から家庭でも洗えるタイプのものも多くあります。
そのため、アレルギーや健康被害の予防のためにも、こまめに洗濯することが大切です。
子供が遊ぶぬいぐるみも、汚れや手垢、雑菌が付きやすいため、汚れが目立ち始めたらクリーニングに出すようにします。
装飾用のぬいぐるみであまり汚れていないときは、衣替えのシーズンを目安にしてみてください。
衣類をクリーニングに出す時に、一緒にぬいぐるみも出せば手間も省けます。
ぬいぐるみのクリーニングにかかる料金相場と日数の目安
ぬいぐるみのクリーニングにかかる料金は、大きさによっても異なります。
以下はぬいぐるみのサイズ別でのクリーニング料金の目安です。
- 10cm〜30cm:550円〜
- 40cm〜60cm:1,600円〜
- 61cm以上:3,500円〜
クリーニングの日数は平均2週間程度です。
クリーニングだけでなく修理も依頼する場合は、返却までに1か月程度かかると思っておいてください。
ぬいぐるみの大きさや店舗によって料金や返却までの日数が異なるため、事前にお店に確認をしておきましょう。
ぬいぐるみをクリーニングに出す前の2つのチェックポイント
ぬいぐるみのクリーニングは汚れだけでな、くダニや埃の除去、脱臭効果も期待できます。
そこで、大切なぬいぐるみをクリーニングに出す前に、次の2点をチェックしてください。
1. 紙タグが付いていないかどうか
クリーニングに出す前に、紙タグは取り外しておきましょう。
そのままクリーニングに出すと、タグが破れたりボロボロになる可能性があるからです。
クリーニングから戻ってきてから、必要であれば自分で紙タブをサイド取り付けてください。
2. 穴やほつれはないか確認
ぬいぐるみにわずかでも穴が空いていたらふさいでからクリーニングに出すことをおすすめします。
そのままクリーニングに出してしまうと小さな穴が大きく広がり、中から綿が出てくることもあるからです。
店舗によってはクリーニングだけでなく、別料金でぬいぐるみの修繕をしてもらえるお店もあります。
穴やほつれがあるぬいぐるみをキレイにして欲しい場合は、修繕サービスもあるクリーニング店がおすすめです。
ぬいぐるみのクリーニングおすすめランキング
ぬいぐるみのクリーニングは、全てのお店で対応してくれるとは限りません。
どこでぬいぐるみのクリーニングを依頼するか迷ったら、以下で紹介するおすすめランキングを参考にしてみてください。
1位. 仕上がりと料金のバランスが良い「リナビス」
リナビスのおすすめポイント
- 衣類と一緒にぬいぐるみも出せる
- 90センチのぬいぐるみまで対応
- 子供に喜ばれる「おしゃべりクリーニングコース」がある
「リナビス」は、衣類と一緒にぬいぐるみもクリーニングに出すことができます。
90センチまでのぬいぐるみであれば1体1点とカウントするので、例えば3点パックだと衣類2枚にぬいぐるみ1点でもOKです。
コース | クリーニング料金 |
---|---|
「ぬいぐるみ」おしゃべりクリーニングコース | 6,600円 |
衣類3点コース | 7,524円(2,508円/点) |
衣類5点コース | 9,405円(1,881円/点) |
衣類10点コース | 12,870円(1,287円/点) |
衣類20点コース | 21,780円(1,089円/点) |
送料 | 無料 | ||||
---|---|---|---|---|---|
修理サービス | なし(ほつれは可能な範囲で対応可能) |
通常のぬいぐるみクリーニングのほかにも、「おしゃべりクリーニングコース」があり、ぬいぐるみをキレイにクリーニングした後に「Pechat」というぬいぐるみにつけるボタン型スピーカーをつけて返送してくれます。
専用アプリを使い、ぬいぐるみとおしゃべりできるため子どもにも大人気です。
仕上がりと料金のバランスが良いので、洋服と一緒にぬいぐるみもクリーニングに出したいという方におすすめの宅配クリーニングです。
お得なキャンペーン情報を確認
リナビスを3分チェック2位. 料金の安さも重視するなら「REAQUA(リアクア)」
リアクアのおすすめポイント
- ぬいぐるみクリーニング実績ナンバーワン
- 優しい石けんと水で丁寧にクリーニング
- 追加料金で修理も可能
「リアクア」はぬいぐるみクリーニング実績ナンバーワンだけあり、1点からでも丁寧に洗濯してもらえます。
優しい石鹸と水で丁寧に仕上げてくれるため、赤ちゃんが使うぬいぐるみにも安心です。
コース | クリーニング料金 |
---|---|
〜30cm | 1,500円 |
〜50cm | 2,400円 |
〜70cm | 3,400円 |
〜90cm | 4,400円 |
〜110cm | 5,400円 |
111cm〜 | 6,400円 |
送料 | 1,800 円 ※中国・四国地区は3,000円 ※九州・北海道地区は 3,500 円 |
||||
---|---|---|---|---|---|
修理サービス | ・ほつれ修理(縫い閉じ):1か所につき2,000円 ・破れ修理(生地補強):1か所につき3,000円 ・綿詰め:3,000円 ・特急料金 1,800円 |
リアクアは、ぬいぐるみ1点からクリーニングに出すことができます。
大きいぬいぐるみも対応してもらえるのも特徴の一つです。
ぬいぐるみを1点だけキレイにしたい、大きいぬいぐるみを洗濯してほしいという方におすすめです。
ただし、ぬいぐるみ1点のクリーニング料金は格安でも、送料が別途かかるため地域によっては割高になってしまうので注意してください。
3位. 天然石鹸で肌に優しく洗い上げる「デア(DEA)」
DEA(アッドデア)のおすすめポイント
- 天然石鹸で丁寧に洗濯
- ぬいぐるみの修理、お直しも対応
- 着ぐるみもクリーニングOK
「DEA(アッドデア)」は、ぬいぐるみを天然石鹸で丁寧に洗濯してくれます。
さらに修理サービスも充実しているため、古くなったぬいぐるみも元の近い状態に戻してもらうことができるのです。
コース | クリーニング料金 |
---|---|
〜30cm | 1,500円 |
30cm以上10cmごとに | +900円 |
120cm以上10cmごとに | +1,200円 |
送料 | 1,500円 ※発送地域によってことなります。 |
||||
---|---|---|---|---|---|
修理サービス | 縫い閉じ:1,000円~ 生地補強:1,000円~ 綿詰め・補充:2,000円~ 綿交換:4,000円~ その他 |
アットデアの修理サービスは細かい部分まで依頼することができるのが特徴です。
家で修繕ができないものもプロに任せれば見違えるように生まれ変わります。
思い出のあるぬいぐるみを、以前のような状態に戻したいという方におすすめです。
ぬいぐるみクリーニング比較一覧
リナビス | REAQUA(リアクア) | DEA(アットデア) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
クリーニング料金 | 3点/1点当たり | 4,920円/1,680円 | 30cm未満 | 1,500円 | 30cm未満 | 1,500円~ |
5点/1点当たり | 8,550円/1,710円 | 50cm未満 | 2,400円 | 30cm以上10cmごとに | +900円~ | |
10点/1点当たり | 11,700円/1,170円 | 70cm未満 | 3,400円 | 120cm以上10cmごとに | +1,200円~ | |
20点/1点当たり | 19,800円/990円 | 90cm未満 | 4,400円 | - | - | |
おしゃべりクリーニングコース | 6,000円 | 110cm未満 | 5,400円 | - | - | |
111cm~ | 6,400円 | - | - | |||
保管サービス | あり(最長12カ月) | なし | なし | |||
送料 | 0円 | 1,800 円 ※中国・四国地区は3,000円 ※九州・北海道地区は 3,500 円 |
1,500円~ ※発送地域によってことなります。 |
|||
修理サービス | なし | あり | あり |
自宅でできる!ぬいぐるみを長持ちさせるためのお手入れ方法
キレイにクリーニングした後も、大切なぬいぐるみを手入れをすることが大切になります。
さらに、なかなかクリーニングに出せないぬいぐるみも、日ごろからお手入れをしておくことで長持ちさせることができるのです。
汚れやシミは部分洗いする
ぬいぐるみの汚れやシミはそのままにせずに、気が付いたときにすぐに部分洗いをしましょう。
事前に用意するもの
- 中性洗剤
- コップ
- スポンジor歯ブラシ
- タオル
部分洗いの手順
- コップにぬるま湯を入れ、中性洗剤をしっかり溶かします。
- 洗剤を付けたスポンジで汚れをポンポンと軽く叩く、または歯ブラシに洗剤を付け汚れた部分を優しくこすります。
- 汚れが落ちたら、洗剤が残らないように濡らしたタオルでしっかり拭いて完了です。
ブラシを使うときは、こすりすぎて布を傷めないように注意してください。
また、タオルで拭いてもまだぬいぐるみが湿っているときは、日陰でしっかりと乾かしましょう。
週に1回程度に日陰干しをする
洗えないぬいぐるみなどは、週に1回程度陰干しをしてカビ対策をします。
なぜなら、ぬいぐるみの内部に湿気がたまりやすく、カビが生えてしまう恐れもあるからです。
ぬいぐるみは干す前にブラッシングをして、ほこりを落として毛並みを整えてから日陰に干します。
日光に当てすぎると色落ちするので気を付けましょう。
このとき、ぬいぐるみをピンチで吊るしても構いませんが、跡が付いてしまう可能性があるためできれば平置きで干すことをすすめします。
平置きで干すことができない場合は、大き目の洗濯ネットにぬいぐるみを入れて、ネットをピンチで干してみてください。
定期的に布団乾燥機などで乾燥させる
ぬいぐるみは提起的に布団乾燥機で乾燥させて、ダニ対策をしておくと安心です。
ぬいぐるみの綿の奥に潜んでいるダニは、日陰干しをしても完全に死滅させることはできません。
そこでおすすめなのが、布団乾燥機の「ダニ退治モード」です。
衣類乾燥用の袋にぬいぐるみを入れ乾燥し、終わったら優しくぬいぐるみに掃除機をかけ死滅したダニを取り除きます。
まとめ
大切にしているぬいぐるみも、定期的にお手入れをしてあげることで長く使うことができます。
使い方にもよるものの、汚れやダニが気になる場合は一度クリーニングに出して中までキレイに洗濯してもらいましょう。
プロの手にかかれば、ぬいぐるみも見違えるようにキレイになるはずです。
中には修理もしてもらえるお店もあるので、古いぬいぐるみを修繕してほしいというときは、対応してもらえる店舗を選んでみてください。